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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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情熱と冷やしラーメンの川西町

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再来年のシニア演劇大会開催地を決めるための準備で
今度は山形県は川西町へ。
上野から新幹線に乗るも、福島でトカゲのように二つに切れて
片方は仙台へ、片方は山形へ。
居眠りこいていた私は危うく仙台に行ってしまうところでしたが
ギリギリで、飛び起きて、後部車両へのりかえました。
はぁ~~~、せーふ!

米沢でよねさか線に乗り換え20分ほどで、
羽前小松につきました。

image
この駅から歩いて数分のところに
なんとも贅沢な土地の使い方をした劇場があります。
それが、川西町フレンドリープラザ。
http://www.plaza-books.jp/chihitsudo.html

6月に南アルプスで会った劇団員の方々と、町役場の方々が
待っていてくださいました。
昼間、約2時間のミーティング。
まっすぐな熱意と、正直な不安とを聞くことができました。
安易に「できる」とか「なんとかなる」といわないこと、
これ、本当に大事なことです。

私はこの話し合いの内容を持ち帰って
まとめて、これまで見た3か所の候補地について
サポーターと話し合うためのたたき台を作ります。
なるべくたくさんの意見を出し合って
決めたいと思っています。

実は、この川西町の開催が
一番可能性が低いと思っていたのですが、
(集客と交通の便という意味で)
シニア劇団の演出をしている河原先生の熱意には
正直驚きました。
それは、単に面白いことをやりたいという
漠然としたものではありませんでした。
意義と、彼なりの集客プランまとめた
3枚にわたるプリントとお話は
希望を持てるだけの説得力のあるものでした。

この町は、前回のような莫大な交付金が見込めるところではありません。
しかし、みなさんと話すうちに、
交付金がなくても、最低ラインの予算は確保できるのではないか、
そして、
やはり、なによりも大事なのは
助成金や交付金ではなく、
地元の人の情熱であることを
あらためて確信しました。
この町は井上ひさしさんの出身地であること・・・・
きっと彼も、すごいエネルギーをくれるでしょう。

・・・・といったからといって、
この地で開催するかどうかはわかりませんが、
ここで、不可能が可能にできたら、すごいかも!
と、名物の冷やしラーメンを食べながら思いました。
情熱のかたまり、河原先生にご馳走していただきました。
image

河原先生は、高校演劇部の顧問をなさっていた方で
たくさんの生徒に、演劇を通して
生きることの素晴らしさ、人間の面白さを教えてきた方だと思います。
ずいぶん前ですが、高校演劇コンクールの作品を拝見して
そう思いました。
その先生が、いま、シニア演劇に力を注いでいるというのは
川西町にとって、この上ない幸福だと思うのです。

ではここで、改めて、
おいしかった冷やしラーメンのご紹介。
image
ラーメンは本来、冷やして食べるものだったのではないか
と思うくらい、めっちゃおいし~~~~~~~~かったですっ!
ごちそうさまぁ!

~本日のごめんなさい~
寝不足がたたり、居眠りしました。
すんません、ほんとうに。

Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2013-08-18 00:12

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