劇場見学、2か所目は宮城県仙台市。
この駅に降りたのは、2年前、柴田町の鶴亀さんを訪ねたときでした。
あのとき、震災で全国大会への参加を見送ろうとしていた
鶴亀の皆さんを説得&激励に行ったのでした。
震災から2年以上か~~などと、考えながら
早朝の仙台駅で、時間をつぶしました。
早朝・・・・・そう、夜行バスです!!
最近は「往路新幹線、帰路夜行バス」というパターンが多かったのですが
節約と、前日21時ごろまで仕事だったため、思い切って往復夜行バス。
ゼロ泊3日ってやつですね。
まあ、この季節だから、なんとかできましたが・・・・。
さて、これが仙台駅。
朝からすごい人の波でした。さすが県庁所在地・・・・
この日は、演劇工房10-Boxの吉川さんと高橋さんに
丸1日お付き合いいただきました。
車でお迎えにいきましょう・・・・という紳士なお言葉をお断りし、
最初の劇場、広瀬文化センターへ自力で行ってみました。
全国の劇団の人たちが、難なく劇場まで行けるかどうか・・・・
これは、自分で足を運んでみないとわかりません。
広瀬文化センターは、高校演劇コンクールの全国大会にも
使われた劇場だそうです。
そうなると、シニアの全国大会もいけるかな?
しかし、500席以上の客席、埋まるでしょうか・・・とか、
いろいろ考えながら楽屋なども見学させていただきました。
さて・・・・さきほど話した10-Boxというのが、ここです!
10の小さなスペースの集合体で、真ん中に中庭があります。
演劇人の私には、この空間が魅力的!
空間を見ていて、すぐに「こう使おうか」「ああ使おうか」と
思いを巡らせてしまいます。
いや、まてまて・・・・シニア演劇大会の会場を探しているのでしたっけ。
それにはちょっと適さないかな~~~。
2つ目に見学したパトナシアターでは、
夏休みに入った高校生たちが、舞台技術の講習を受けていました。
初々しいわぁ~~~、と、なつかしく・・・。
かれこれ4半世紀前は、私もこんなんだったのね!
他のもう一つ劇場を見学、
そして夕方は、仙台のシニア劇団、まんざらさんを訪問しました!!!!
6月はほんとうにお世話になりました。
なんだか半年近くたったような気がするのはなぜでしょう。
ここで、面白かったのは、私が見学した3つの劇場について、
市民感覚のナマの声が聴けたこと。
「あそこの劇場は駅から遠くて、いく気がしないのよね。」
「あそこは、帰りにお茶をするところがあっていいわ」などなどなど。
こういうご意見を聞きたかったのですよ!私は!
夜、23時50分発の夜行バスを待つ間
まんざらのオジサマ座員3人&高橋さんと、呑みました。
威勢のいい座員の方々を見ていると、
震災のあと、2年しかたっていないとは思えませんでした。
被害の多少にかかわらず、みんなが心を痛め
喪失感に襲われたことと思います。
もちろん、いまなお、苦しんでいる人たちがいるでしょう。
でも、
まんざらさんの皆さんの笑顔に、
少しほっとしている自分がいました。
小さい笹かまと昆布の佃煮を買って帰りました。
復興を願って、いただきます。
~本日のありがとう~
機関紙の校正を手伝ってくださったMさん、
ありがとうございました。
Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2013-07-30 02:02
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