ご利用規約プライバシーポリシー運営会社お問い合わせサイトマップRSS

[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

< 次の記事 | 前の記事 >

明るさという力

このエントリーをはてなブックマークに追加

「狭山事件50年!」というイベントに誘われて行ってきました。
(運動を始めると、いろいろなイベントに誘われるようになり
なかなか全てにはいくことができないのですが、
漠然としか知らなかったことを、今更のように勉強しています)

50年前の事件について、
いまも、戦っている人たちがいます。
冤罪のことや、部落差別について、
テレビニュースくらいの知識しかなかったのですが
こういうイベントに参加すると、
「無関心」ほど恐ろしいことはないのではないかと思えてきます。

とはいったって、
たった1日イベントに参加したくらいで、私だってわかることは限られています。

ただ、衝撃を受けたことについて、少しだけ書きます。

私は、会場につくまで、
かなりシリアスな雰囲気のイベントを想像していました。
みんなが眉間にしわを寄せ、
涙を流して訴えているような・・・・。

しかし、果たして会場は、笑顔と笑い声がきこえる
和気あいあいの雰囲気。
ちょっと拍子抜けというか、
「これって、不謹慎じゃない?」と思ってしまうくらいの
明るい空気がありました。
連れて行ってくれたM君に「なんでこんなに明るいの?」ときいたくらい。
「まあ、50年もやってるとねえ。」
といっていましたが、だからって・・・

でも、この明るさの意味するところが
後半の交流会でわかりました。
ある女性が「私たちは勝つために戦っている。
だから、前向きなんです!」と笑顔でいったのです。
はっとしました。

私は2月に仲間と一緒に労組を立ち上げました。
なかなか厳しい道のりだなと感じるところがあります。
しかし、ここで暗い顔をしていたって、どうなるものでもない、
それよりも、いま疲弊している人たちが
前向きになれるように、仕向けて行かなければならないんですよね。
50年間戦ってきた面々は、やはり強さがありました。

会場では、足利事件の菅谷さんの笑顔の映像もながれました。
沢山の力が集まって、
いま、笑顔の生活ができている・・・・・
じゃあ、そのたくさんの力がどうやったら集まるのか
それはやはり、ご本人の信念なんだなと、
この会場に来たことで、感じることができました。

~本日のありがとう~
Aさん、苦渋の決断に感謝です。

Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2013-06-23 01:01

[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

< 次の記事 | 前の記事 >

ゆたりブログ



「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)