レポート①全国シニア演劇大会ｉｎ南アルプス！

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レポート①全国シニア演劇大会ｉｎ南アルプス！

帰京しました。
参加劇団の尽力はもちろんですが、
やる気満々、かつ、よく忘れるシニアの方々を支えるのは
スタッフたちです。（まさに、スタッフの総力戦でした）

これから、3日間にわたって、レポートしてゆきます。
この大会のすばらしさと、今回の問題点、
これからの課題まで、がっつり書きます。
（私のブログは、公表するためのブログです。
先日、南アルプスに住む人から
「こんなこと書いて問題になったらどうするの？」といわれましたが、
問題にするために書いているようなもんです。望むところだ！）

残念ながら写真は、まだ私が撮ったものしか手元にありません。
だから、身内であるかんじゅく座の写真が
どうしても少ないです。（撮ってる場合じゃないのです）
また、指定のカメラしか撮影できない舞台もありましたので、
また写真ができたらシニア演劇ネットワークのＨＰなどで、公表したいと思います。）

ここが、私たちが6日間の大会をやった、あやめホールです。

立派なんですよね～～～。
客席数350席。（実際に使った1階の客席は300席）
楽屋は1階に2つで、特別に、２階の研修室も楽屋として使わせていただきました。
1日に2劇団が同じ楽屋を使うので、交流のチャンスになればと思いました。

６月３日にスタッフ３名が前のり。
６月４日から仕込を初めて、その日のゆうがたから、
今回の大会の目玉！地元の南アルプス桃源座が、場当たりとリハ。

６月５日はかんじゅく座が到着。
早々と待ち合わせ成功のメールが入るも、
駅に鞄を人がいて、いつも何かが抜けています。
到着早々、リハ。
そして開会式やって、すぐに本番！・・・なので、少し慌しかったかな。
芝居はなんだかたっぷりやりすぎていましたが、
大きな問題がなくてほっとしました。

で、その次が桃源座。

リハではプロンプの嵐でしたが
（プロンプにプロンプがついていたり・・・）
本番は、もう全員の緊張が手に取るように伝わってきました。
彼らの緊張とは裏腹に、客席はもりあがり、
笑いがよくおこっていました。
物語は、危機に直面している高齢者福祉施設が舞台です。
最後の歌は、みんなが一体になっている感じでよかったですね！
最高齢は８９歳の女性。
桃源座さんは最終日も公演したのですが、その成長ぶりは見事なものでした。
（最終日のレポートで書きます）

ロビーでは、劇場一場、開店。

島根の特産品、のどぐろがよく売れていましたね。
「海のない山梨だから・・・」だそうです。
一昨年の大会のＤＶＤも、１３本売れました！（あ～～よかった）
毎度おなじみ、ケルンコーヒーさんのドリップコーヒーも
ありますよ！

初日の夜は交流会でした。
２日目に公演する仙台のまんざらさん、
凄い元気で、声も大きく、その迫力に圧倒されました。

「交流会だから交流しなくちゃ！」と、交流に余念のない、
かんじゅく座のエミリ。大正浪漫一座のお二人と一緒で、ご機嫌ちゃん。

そして２日目～～～！
この日が一番忙しかったです！
朝からリハーサル３本立て。
舞台を掃除してくれているのは舞台監督助手の古屋さんです。

（ちなみに、このセットはアトリエ劇研さんの物）

上演は１６時から。
かんじゅく座は自分たちの芝居が終わったからほっとして、
気楽に観劇させていただきま～～～す。

京都のアトリエ劇研シニア部水組の「火の玉のふる村」でスタートしました。

出演者のみなさん。↑
今回は、１５劇団のうち、戦争をとりあげた劇団が２つありました。
このアトリエ劇研さんは、戦争体験者がいない中で
この作品を作り、
自分たちに体験のないこと、かけ離れた設定、
経験のない役（踊り子や、占い師など）の中での演技に苦労されたようでした。

１８時から大正ロマン一座さん。
「原田二郎物語」で、これには、びっくりしましたぁ！！！

原田二郎さんの子供時代から始まって、
大人になって偉業を果たすところまでやるのですが、
越智さんのナレーションが、台本以上にどんどん増えて、アドリブ入りまくりで
なんと延長１５分！
さすがの私も焦って舞台裏に駆け込みましたら、
舞台監督も冷や冷やしており、
私もついに、巻きのサインを送ろうとしたところで、
最後の歌になりました。
あ～～、びっくりした。
これが、笑わずにはいられない越後屋のシーンです