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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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役所と市民の信頼関係

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全国シニア演劇ネットワークとして、
2回目の大会を南アルプス市で開催することが決まってから1年半。
私としては、たぶん初めて、役所と名のつくところと
タッグを組んでの仕事でした。
その間、いろいろと疑問に思うところや、
「役所って融通聞かないんだからぁ!」と思うところは、
ところどころあったものの、
まあ、想定内。
しかし、びっくりしたのは、役所を相手にする民間企業の対応です。

(こういうの、知らないっていうのが、
私の不勉強、無知さを露出するようで恥ずかしいのですが)

私が3か月おきに出している機関紙を
地元新聞に折り込んでもらうため、
値段を調べたのですが
どうやら、役所から頼む値段とは違うらしいのでした。
役所からの折り込みは、市民全体に周知させたい公の情報だから
安いのかと思ったら、その逆で、
高いのだそうです。

「それって、おかしくないですか?」

これって、この町に限ったことではなく
全国的にそうなのだそうです。
こういうことが、一般的になっている以上、
いまさら、「おかしい」といっても、仕方がないのですが
安くしないまでも、なぜ、高くする必要があるのか
よくわかりません。
「役所なら必ず払ってくれるから、これくらい上乗せしよう」という
発想としか思えないのです。

ここには、何十年、何百年と掛けて築かれてしまった
役所と市民の「不信頼関係」があるような気がします。
「市民全体に行き渡らせなければならない情報なら、やすく受けましょう。
とならない裏側には
「どうせ、私たちが納めた税金は、無駄使いされているだろう。
「なぜ、こんなに税金を払わなければならないの?
という気持ちがあるのではないでしょうか。

先日フィンランドから帰ってきた友人に、
フィンランド人の生活について聞きました。
「フィンランド人は貯金をしない。
だって、老後は全部、国が面倒見てくれるから。」
この国には、「消えた年金」のような事件は、今までなかったのでしょう。
こんな話も聞いたことがあります。
北欧のとんでもなく高い消費税について、
世界各国の政治家が、
「どうすれば、こんなに高い消費税を、国民に納得させられますか。」
ときいたところ、
「あなた方の国では無理。これは長年かけて築いてきた国民との信頼関係だから。」
という答えが返ってきたそうです。

実は私は、今年初めて、
わずかですが、税金を納める身分になりました。
(超貧乏から、小貧乏へ、昇進したのです)
初めて社会貢献できたような喜びを感じた、と知人に話したら
「そんなふうに感じる人もいるんですね。」と
冷笑されました。
日本人は、税金を納めることを
「とられる。」と感じる人が多いので
結果的に、どういうことになるかというと
たとえば生活保護を受ける人が旅行に行くのを、
白い目で見たりします。
「車いすだけど、飛行機に乗って、ハワイに行けて、よかったね」
「母子家庭だけど、いっしょに海外旅行ができてよかったね」
とはならないのです。

北欧の人が言うように、もうこんなこと言ったって、
手遅れなのでしょうが
それにしても、新聞折込くらい、安くしろってかんじですよ、もう!

というわけで、
大会まであと9日です。
稽古だ、稽古だ!

~本日のありがとう~
ダウンした私に代わって仕事に行ってくださったヘルパーのみなさま
ありがとうございました。
頭が上がりません。
でも、まだふちょー。

Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2013-05-26 19:07

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