今年の、かんじゅく座春の公演は5月GW開け。
ついに、7回目の本公演となる。はやいなぁ・・・
タイトルは「つんどく」。
そのキャスティングが決定!
山積みの本の中に住んでいる老人が主人公だ。
この老人が、水曜チームでは、おばあさんに。
火曜チームではおじいさんになる。
単純に男女の人数差で、同じようにキャスティングできないため、
主人公の性別を変えてみた。
すると、中身も大きく変わってしまうので、
お客様には、ぜひ爺さんバージョンと婆さんバージョン、
両方お楽しみいただければと思う。
さらに!初公演になる朗読のチーム。
文豪の書いた童話を3本読む。
こちらも、めでたく配役が決まり
少人数ながら、いい感じに船が出港した感じ。
今回のキャスティングはいつも以上に大変だった。
いままでと同じような役にならないように・・・
それぞれの持ち味を生かして・・・
親の介護や孫の世話で忙しい方は拘束時間の少ない役に・・・
全体のバランス・・・
セリフを覚えるのが苦手な方は、それなりに少なく・・・
などなど、いろいろ考えて、
悩みに悩んで決定。
執筆からここまでが、私の大仕事である。
さて、ここからは、一人ではない。
稽古場での作業が9割になる。
同じ船に乗る水夫が43人。
そして、航海の日は意外と短い。
最近面白くなってきたのは、
6~7年の座員との付き合いの中で
共通の言語ができてきたということ。
そして、座員たちに、妙な謙遜がなくなってきたのも
良い傾向だと思う。
他人と違う意見を言うこと、
未開拓地への挑戦、
そして、自分を知るということ、
つくづく、演劇は人間力を試される分野だなと
シニア演劇を初めて痛感する。
今回の公演でなによりうれしいことは、
一昨年、骨折をしてやむなく休団なさっていた方が
復帰し、舞台に立つ決意をしたということだ。
非常に精神力が高く、笑顔の素敵な方だっただけに、
落ち込まれたときは私もとても心配だったのだが
今年、朗読で再び舞台に立つ。
大事なのは「継続」と「仲間」。
継続すること、これが一番大変なのだが、
継続してやっていないと得られない感動がある。
そして、全く違う価値観の仲間と、
引き立てあい、補い合うことで、初めて作品が成立する。
5月の公演と6月の全国シニア演劇大会にむけて、
楽しく、厄介で、地道な旅が始まります。
こうご期待!
~本日のありがとう~
毎日移動がおおい日々。
みなさんが打ち合わせや待ち合わせの時間を合わせてくださって、
ありがたいやら申し訳ないやら・・・
このご恩はいつか必ず!
謝謝!
Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2013-02-27 22:10
「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)