新宿区障害者福祉センターにて
毎年この時期に発表させていただいている朗読劇。
今年でなんと、5回目。
いまや、秋の行事となっているのは、
本当にありがたいことで
表現者もこのように、発表の場をいただけないことには
普通のオッサン&オバチャンです。
ホンの1尺、高くなった舞台に上がっただけで
たとえ、会議室とは言えども、もう、役者なのですから・・・。
さて、今回は芥川龍之介の「白」と
井上ひさしの「桃」の2本立て。
衣裳は持ち寄り、貸し借りで
「らしく」なりました。
私がぎっくり腰の背中で、チクチク仕上げた書き割り、
ちゃんと、木に見えたかしら・・・・
(この写真は、「桃」で女子大生を演じる熟女たち。
すっかりその気です!)
今回の課題は、後にも先にも健康管理、でした。
急に寒くなって、日頃から気を付けている人も
予想以上に健康管理が大変だったようです。
本番1週間前には、学級閉鎖さながらの緊急帰宅をさせるなど、
ワタクシも、本番に穴をあけないための
不確かな回復時間の計算をしていました。
ふう・・・・。
健康管理も仕事のうち、と、よくいいますが
きれいにチラシまで作っていただいたからには万全の態勢で
のぞみたいと、みんな、望んでいました。
果たして、一番心配だった方も、本番にはしっかり声をだし
ギリギリ、やりきった・・・!
かんじゅく座旗揚げから6年。
平均年齢も70に近くなり
無理は聞かなくなりますが、
また、来年、みんなでこの舞台に立たせていただくことを、
目標にして、楽しんでいただけるものを作ってゆきたいと思います。
センターのみなさま、見てくださったお客様
応援に駆け付けてくださった水曜クラスの皆さんやOBさん、
本当にありがとうございました。
Trackback(0) Comments(4) by 鯨エマ|2012-12-08 16:04
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