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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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ズボンの制服

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先日新聞に、女子の制服がズボンじゃだめなのか、云々という記事が、
な~~んと1面にのっていた、ので!
そんなに重要なことならば、私も考えてみましょう・・・

制服の利点は、
毎日、服のことを考えなくても済む、
つまりラクチン!ということでしょう。
そして難点は、
「似合わなかったら最悪」ということ。

いろいろ問題はあっても、
この「似合わなかったら最悪」さえ、ひかっからなければ
来ている本人たちにとってはナンということはないのです。
で、この「似合わなかったら最悪」は、
あとになって気が付くのことが多いのです、おそろしいことに。

私は小学生の時から12年間も、同じ制服を来ていました。
(あ、もちろん、サイズは変わります。同じデザインということ。)
なんせ、6歳ですから、何の疑いもなく、、着れといわれたものを着て、
履けと言われたものを履き、被れといわれたものを被って
1日のうち3分の1以上の時間を過ごしていました。
恐ろしいことに、鞄や靴下まで決められていたので
何にも考えずにきています。
(ちなみに私服も全部おさがりなので、選ぶ余地がありません。)

中学生になり、
72~3年生まれの私たちは、なにかにつけて狭間の学年。
上級生はみんなスカートが長く、
下級生たちは膝上で、ルーズソックス、という状態のなか、
どっちにも行けなかった私は、まじめに膝丈キープ。
上級生はぺちゃんこ学生鞄、
下級生は学生鞄禁止でソフト鞄。
どっちにも行けなかった私は、つぶすこともふくらますこともできず
4センチキープ。(非常に恥ずかしい厚さでした。)

だからなんとなく、周りの様子を見ながら、
決められたものを着ていただけなのだけど
これが、卒業と同時に一気に自由の世界に放り出されるわけだから、
まさに「爆発!!」
2~3年にかけて、禁止といわれていたことをことごとく試すのです。
髪は染めるし、パーマはかけるし、紫色のストッキングをはき
「この組み合わせあどうよ?!」という出立ちで
毎日電車にのって、今度は東京へ通うのだから、
今考えただけで、お恥ずかしい。
「オラ、東京さいぐだ」の世界ですね。
そういう恥ずかしいことは、中学生くらいの時にすませておくべきでした・・・

子供のころ、親切な皆さんは、
「あなたは制服が似合わない」とは言ってくださらないので、
似合わないことに気がつかづに、過ごした12年。
今考えると、不思議な形の(マタニティみたいな)制服でした。
あのころ、自分に似合わないことに気づき、
ぜひ、自分で服を選び、失敗してもいいから
試行錯誤、身なりに気を使う学生時代でありたかったと、思うのです。
自分に似合うものを探すというのは、
とても大事なファッションの要だと思うのです。

で、タイトルの「ズボンの制服」についてですが
ズボンかスカートかという以前に、
制服にするか、どうか、という選択ができれば
いいんじゃないでしょうか。
似合わない子は、私服でOKみたいな。

ただ、ズボンの制服・・・冬は暖かくていいでしょうね。
夏は暑いかな。
逆に男子が
「夏は俺たちにもスカート穿かせろ!」っていうかもしれませんね。
今年も猛暑が来ますから、先生方、ぜひご検討を・・・なんちゃって。

~本日のありがとう~
4月7日の記念写真いただきました。
新しい社会が増え、すこしずつ、輪を広げてゆきたいと思います。

Trackback(0) Comments(4) by 鯨エマ|2012-04-23 12:12

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