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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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一生招待

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今日は雪がすごくて、稽古を午前で切り上げた。
夜、参加予定になっていた講座まで5時間近く自由になったので
サクサクとDM作業を進める。

一般のDMと、招待者に送る
(つまり絶対来てほしい、または関わりたい方への)DM。
そのほか、団体さんへのDM。
春休み時期ということもあり、
できれば子供にも見てほしいのだが

はたして子供たちが集中してみていられるだけのクオリティまで行くか否か・・・
まあ、頑張るしかないですな。
子供は、一番信頼でき、かつ一番こわいお客様。
その、ストレートな反応は
ときに、大の大人をがっかりさせる、すごい力を持っている。
親切で義理深い、大人のお客様に慣れてしまった私たちは
容赦ない鞭を食らうかも。
がんばろう。

さて、招待DMのうち
一番多く送るのは、取材してくださる記者の方々。
つぎに、今回の公演でお世話になった方、
それから障害者の介助者。

迷うのは、かなり前にお世話になったかたへの招待。
いつまで招待を出すべきか・・・みたいなことをきにするのは、
お世話になる人が増えていく一方で
招待券を際限なく出すわけにいかないからなのだが
ひとり、まよわず、まよわず、まよわず、招待状を送る方がいる。

東京新聞の放送芸能にいらっしゃった、H記者。

まだ、海千山千を旗揚げして半年のころ、
たしか私は23歳。
直談判で取材依頼(取材してもらい依頼)に直撃した。
当時、まだ品川にオフィスがあった。
いまとは全然違う、何にもない品川駅港口からあるく。
なんども電話をかけてやっとアポを取り
機関銃のように45分間しゃべってかえってきた。
知らない人に、自分のアピールで45分もしゃべるなどということは初めてだった。
しゃべり後感は・・・・「あ、しゃべるのたのしい」

その数日後、写真入りで記事を掲載してくださった。
駆け出し劇団にしては、ずいぶん大きく取り上げてくださった。
友人知人以外の人に初めて芝居を見てもらうきっかけとなった。
ほんとうにうれしかった。
以来、私は直談判が一番いい方法だと信じ
恥も外聞もなく押しかける癖がついてしまったのだが
最近はさすがにタイミングの判断が大事とおもうように・・・・。

H記者は、リタイア後、
公演の案内を送ると「招待じゃなくていいから」などとおっしゃるのだが
なにをおっしゃる、
わたしの「一生招待枠」に、リストアップされている。
なかなかご満足いただける芝居を作れないのはくやしいが
満足されたら来てくれなくなりそうだし、
御眼鏡にかなうようになるのが、一つの目標。
さて、「ねこら!」はどうかな。

~本日のありがとう~
焼き肉ごちそうになりました。
ありがとうございました。
肉食べると、怠けちゃいけない!という気持ちになる。

Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2012-02-29 22:10

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