勧められた邦画を観に行ったら、
数年前に、この監督さんが、オジイサン役を探しにかんじゅく座へ見学にいらっしゃった、
あの映画だとわかった。
その監督さんは、
役者ではなくて、アマチュアの中から、より普通っぽい雰囲気のオジイサンを探したい、
とおっしゃっていた。
この「ふつう」というのが結構難しい。
街の中で流れる人波を見ていると
だれもかれも、とりたてて印象的な顔かたちというのは少ない気がするけれど
いざ、ふつうの顔だちを探そうと思うと、これがなかなか・・・
先日も「普通のおばあさん」と「普通の孫」いませんかといわれ、
こまったこまった・・・・
「普通のおばあさん」って、縁側でお茶飲んでいるような白髪のおばあちゃんだろうか?
そんなおばさんには東京にはほとんどいないのだ。
みんな、髪を染め、ばっちりお化粧をして、若者と同じものを着ている。
それだけではない、
顔には年輪が。
この年輪が、見事に人ぞれぞれ!!
反対に、若者、子供は「ふつう」が探しやすい。
もちろん相手には「普通の人」探してるんだけど、でない?
なんて聞き方はしないけれど・・・。
年を取るほどに、人の顔は個性が増すのだと思う。
それを痛感するのが年賀状。
友人が送ってくる子供の写真付きの年賀状は
どれをみても、同じ顔ばかり。
たしかに可愛いのだけど、ね。
あ、お年玉付き年賀はがき、しらべるの忘れてた。
映画に出ていたお爺さん。
非常に個性的だった。
役を演じているせいもあるけれど
クセありまくり、頑固っぷりが全身に出ていた。
ベテラン俳優さんじゃないだろうか。
かんじゅく座の座員もみんな個性的。
役者としてはすばらしいこと。
キャスティングする私は大変だけど・・・ね。
~本日のありがとう~
hちゃん、手作りチョコありがとう!
Trackback(0) Comments(5) by 鯨エマ|2012-02-13 18:06
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