ご利用規約プライバシーポリシー運営会社お問い合わせサイトマップRSS

[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

< 次の記事 | 前の記事 >

会うこと、話すこと。静岡編

このエントリーをはてなブックマークに追加

静岡の富士市を拠点とする
高齢者劇団「チャレンジャー」の訪問に。
大阪でもお目にか方のだが
今回の演出をなさっているY氏とはあったことがなかったので、
ご挨拶と、今後の協力を仰ぎに行く。

久々の「こだま」新幹線。
昔々、まだ大磯に住んでいた頃は
小田原からこれにのり、豊橋に住む祖母の家に行ったものだった。
祖母がなくなってから四半世紀。
この新幹線に乗ることはなくなった。

残念なことに、お盆中は
金券ショップで発売している安い特急券を使うことができない。
同じ理由で、来週の釧路行きも、
9万円以上の旅費がかかるので、こちらはさすがに断念。
その、お盆だからどんなに混んでいるのかと思いきや
ぜ~~んぜん、こんでないよぉ!!!!
背もたれ、全たおし、足投げ出しOK?!
くらいなもんだったが
レディだからそれはしなかった。

静岡には予定より1本早く着いてしまったのだが
「チャレンジャー」の中心になって切り盛りしているMさんが
駅まで迎えに来てくださり、
車で少しはなれた喫茶店へ連れて行ってくださった。
そこに、劇団員6名が集まってくださる。

いままで劇団員の方へ、なかなかわたしの思いが伝わらなくて
いや、伝わっているのかどうかがわからなくて、
不安だった。
たぶん、劇団員の方も、いったい東京でどうなるのか、
不安だったのではないだろうか(と、思う。)。

まず、この企画を始動した2年前の9月から話を始めた。
各地の劇団を紹介してもらい、
上演場所と劇場候補を上げ
時期を決定し、
同時にお金のヤリクリを進め、
スタッフを決定し・・・・などなどなど、のあとで、
ようやく参加劇団が決まって
チラシを作り、
いま、かんじゅく座の劇団員が東奔西走して宣伝しているということ。
そのままを、正直に、
足りない部分もかくさずに話すと、
みなさまよく話を聞いてくださり、ほっとした。

向こうサイドの座内のなりたち、稽古状況などうかがい、
質問など受けて、2時間半の会合は終わった。
あ~~、きてよかった。という思いと
もっと早く来ておくんだったという後悔と、
両方あったが、今回また、痛感したことがある。

それは、劇団ひとつひとつが、全く違うということだ。
一口に「高齢者劇団」といっても、
これを十把一絡げにはできない。
そして、座員一人一人も全く違う性格の持ち主だ。
これだけ異質な人間を220~230人集めようというのだから
メールや電話でまとまるわけがないのだ。
さきほど、faceboookの書き込みに
新聞記事を書いてくださったH氏から
「世界大会は?」などという提案をいただいたが、
日本語同士でも通じないのだから、世界の壁はさぞかし、厚いだろう・・・
いや、言葉以外で通じるものを頼りにしたほうがいいのか?

ともあれ、共通しているのは
「演劇」それだけ。

そして・・・・
各劇団、座長さんや、責任者、のかたとはなしていると、
私たちに共通するものがある。
それは
「私はどんどん事を進めるから、座員からはキツイ、こわい、と言われる。
みんなからみると、ちょっと異質で・・・。」
はいはい、わかりますよ、その気持ち。
でも、貴方がいないと始まらないのですよ!!
長の孤独にシンパシィを感じる。
この、「どんどん進める」人間同士だからこそ
ちょっとした勘違いで大きな溝を作ることになる。
会えば、思いは一緒。
すぐに力をあわせられるのに。

さあ、残るは釧路。
来月はいきますよ~~~。
「南の風」の皆さん、20日の公演、がんばってくださいね!!

~本日のありがとう~
11月の海千山千公演の打ち合わせが始まる。
出演交渉に快く応じてくださる役者さん、ありがたいです。
また、一緒に音楽を作ってくれるMちゃん、頼もしいです。
楽しい現場にしましょー!!

Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2011-08-14 14:02

[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

< 次の記事 | 前の記事 >

ゆたりブログ



「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)