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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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3次的被害

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被災地では、まだまだ苦しい状況が続いているだろう。
都内は、少し気持ちが落ち着いてきた・・・
否、余震にならされ、そして、
心配することに疲れたという声も聞こえる。
もう、日々の活動、営みを
これ以上止めているわけには行かなくなったのだろう。
いつまでも、恐がっていてははじまらない、
さあ、たちあがろう!

こんなときだからズッコケ話をひとつ。

地震に不安を抱える人が、
慌てて走ったとたんに怪我をしてしまった。
こういう2次的被害がけっこうあるので、
油断せずに気をつけようと思っていた矢先、
とんだハプニングが。

骨折した方に付き添って病院にいたときのこと、
介助の事業所から、私の携帯にメールが入った。
夜、行くことになっている障害者の家についてだった。
マンションの自動ドアが、停電のときに開かなくなることがあるので
万が一のときは、塀を乗り越えて中に入って欲しい、という内容だった。
私はうっかり、このメールの後半だけを記憶したのだ。
「そうか、こんな非常事態だもんね、
塀を乗り越えるくらい、やらなきゃ。」とおもって
自動ドアが全然普通に作動するにもかかわらず
マンションに着くや否や、真っ先に塀のところへ行って
よじ登り始めた。
すると!

「あなた!なにをしているの!!」
マンションの住人がにらんでいる。
「え?あ、あの今日は塀をよじ登るようにっていわれて・・・」
「なんですって?だれに?!」
「ですから事業所からのメールで・・・」
「だれなの、あなた!」

もう、泥棒扱い・・・・
ワタクシ、危うく通報される所だったよ。
幸い、私と交替で帰るヘルパーさんとすれ違い
「あら、えまさん、どうしたの?」と、
声をかけてくださったからよかった。
あのままだったら、確実に野方警察署行きだ。

デリケートな住人の多いことで有名なマンションだったので
次の日、マンションへ、職員とともに謝罪に出かけた。

え~~~ん!(泣)
悪気があったんじゃないんだよ!!
必死だったんだよ!

でも、よく考えれば
女が夜に塀をよじ登ってりゃ、そりゃ、怪しいわ。
ごめんなさい。

~本日のありがとう~
雨の中、舞台監督さんにわが家まで足を運んでもらいました。
押入れの中の材木を吟味してもらうためだ。
Sさん、寒いのにありがとう!

Trackback(0) Comments(5) by 鯨エマ|2011-03-21 23:11

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