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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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変なチャリティ

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守谷での上映会が流れてしまった今日、
空いた時間で知人に会いに行こうかとおもったのだが
「チャリティワークショップ」なるものの
メールが届いたので、参加してみた。

「大地震の後、いま、演劇人に、なにができるか!」
みたいなうたい文句に
私も目下の問題を解決できないかと思って
参加してみたのだが・・・

いってみたら、20歳前後の方ばかりでびっくりした。
で、なにをするのかとおもったら、
演劇のワークショップでもなく、
被災地にたいして演劇人に何ができるのかという座談会でもなく
つかこうへいさんの弟子による
つか劇団のマネみたいなものだった。

前半は、ひたすら筋トレ、
後半から、あれは殺陣というのか、よくわからないが、
殴るアクションの練習をして、
そのあと、つかさんのお芝居のセリフを
指導者の方に続けて絶叫する、という
つか劇団の、切り貼り稽古。

なんの芝居かもよくわからずに絶叫を強要されては、
喉をいためるだけなので
終了時間に、私の番が廻ってこなかったのをいいことに、
さっさと帰ってきてしまったよ。
若い子たちは、真剣に絶叫していた。
「それ、役者生命を縮めるよ。」なんて忠告はできなかった。

このワークショップ代1000円が、義援金として寄付されるらしい。
この3時間が無駄ではなかったと思いたい。

いろいろなところで、義援金を募集している。
コンビニのレジ横の募金箱、
これも、確かに被災地に届いていると信じたい。
たまに、店員さんが、この中の小銭で両替しているのを見ると
つい、信用できなくなるのは、私だけだろうか・・・

それにしても、
ここまで、いろいろなイベントが自粛されるとは思わなかった。
いつも忙しくしている某スタッフさんが
「今日は一日家にいます」という。
これも、公演が中止になったせいだそうな。
周りの人たちが、どんどん元気がなくなっていくのが
見ていて悲しい。

自粛も、ものに依るが、
東京だって、いつドカンと来るかわからないのだから
元気に活動できるときは
やろうじゃないですか!!みなさん。
やりますよ、あたしゃあ!!

~本日のありがとう~
町の人が妙に温かい。
こんな大変なときだと、自然と思いやりの心が出てくるものなのか。
大変な犠牲をだして、やっと気づかされることがある。

Trackback(0) Comments(1) by 鯨エマ|2011-03-19 22:10

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