テレビは、芸能人の離婚の話題ばかりで
なんだかいつまでも、日本は暢気だなと思う、今日この頃・・・
「マイラストセレモニー」の改訂版を、
かんじゅく座が上演することになったので、
毎度のことながら、葬祭グッズを集めることに。
これも、毎回お世話になっているIさんのお力で
堤燈、横断幕、返礼品の袋など譲り受ける。
堤燈には、宗家の名前と家紋が入れてあるので、
何と書いてある堤燈をいただけるかで
主人公の姓がきまる。
ようやくゲットしてくださった堤燈に書かれた名前は、
「平山家」
こうやって、名前を入れるものは、
その都度使い捨てになるにもかかわらず、
けっこうお金がかかる。
とくに堤燈は、高いのだろうなと想像する・・・というのは、
以前、やはり舞台セットで使う居酒屋の堤燈を買いに
あるイベントグッズのオフィスを訪ねたときのこと。
2番目に小さい堤燈が、5000円もしたのだ。
ところが、夜、オフィスを閉めようとしている、
そこの社長さんが
「うちの若い社員でも芝居をやっているやつがいてさ」
と話し出した。
要は、そんな金にならないことは辞めたほうがいいという忠告だった。
そこで、まだまだ反抗心一杯だったワタクシは、
なぜ、舞台が儲からないのか、
なぜ、それでも続けているのか、などなど
喋り捲った。
この堤燈が5000円、しかし、チケット料金は3000円、
一人お客さんを呼んでも、この堤燈すら買えないのですよ!
ぼうーっと聞いていた社長さん、
「いいよ、これ、あげるよ。」
「あ、それはもうしわけない、買いますって。」
「いやいや、こんなもん、原価は2足3文、いいんだよ。」
もっと、大きな堤燈を買おうとしてればよかったな。
そこの会社は、堤燈以外に、
祭で使う半被や、選挙で使う看板、幕などを扱っていた。
この不況、葬祭グッズも、よくある名前のときは
使いまわすようになったという。
あの社長さん、元気かな?
~本日のありがとう~
お年玉年賀葉書、今年は、
役者のY君からの年賀状が、あったり~~~!
助かる切ってシート!
ありがとうございました。
Trackback(0) Comments(5) by 鯨エマ|2011-01-29 08:08
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