映画を作るきっかけになった、おばあさまが、
実は9月に亡くなっていたと、今日知った。
昨年末に、久々、芝居のDMを出したら、
戻ってきてしまったので、心配していたのだが
たまたま、何人かの方に、年賀状が戻ってきたという話をきき、
気になって、お姉さまに連絡を取って、初めて知った。
きけば、癌だったとのことだが
病院にいくのが遅すぎたらしい。
お姉さまは、さばさばと、私に顛末を話されたが
詳しく聞くのは憚られて
お墓の場所を伺って受話器を置いた。
自分や、周りの人が、知らなかったということが
私の心に重い影を落とす。
独身でいらっしゃったのだが
若いときは翻訳のお仕事をし、
趣味で演劇もやり、映画の上映会などの活動も手伝われていたという。
他人とつながりのなかった方ではないのだが・・・・
それを知った数時間後に、
その方と、共通の知人、O女史から、
これまた久しぶりに電話があり
喪服の草履を貸してほしいとのこと、
なんという皮肉なタイミング。
ただ、なにかの呼びかけのような気がするし
時間の流れとともに忘れてはいけないような、
そんな訃報だった。
何人かの仲間と、お墓参りに行くことになるだろう。
~本日のありがとう~
絵馬をいただいた。
思いを込めた絵馬、ありがとうございました。
Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2011-01-11 22:10
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