12月に「東京大仏心中」という芝居をやる。
東京大仏って、実際にあるのかと思って調べてみたら、
なんと板橋にあるらしい。
早速足を運んでみた。
都営三田線の終点、西高島平という駅で
初めて降りた。
ここからあるくこと18分くらい。
駅の近くには「文明堂 工場売店」の看板がみえたが
誘惑に負けずに、反対の道をゆく。
途中、美術館や美しい公園があった。
このあたりは散策コースになっているようで
高齢の夫婦が、なかよく歩く姿があった。
で、つきました。
お寺というのは、いつも禁止事項で一杯だ。
この少し先には「禁煙」の看板が、
さらに大きな存在感をもって
立ちはだかっておった。
入口はこんなかんじ・・・・
のどかな昼下がり、
受験生を連れたお父さんが、合格祈願に来ていた。
この、若い女の子にとって、
もしかしたら人生最初の大きな試練かもしれない。
まさに家族ぐるみの受験戦争なのだろうか。
お目当ての東京大仏、いらっしゃいました。
基壇ふくめて、12.5メートル。
ぐっと首を上げて見上げるほどの高さだ。
なんと、昭和52年建立。
私より年下ということ・・・!!
東京大仏か・・・
雨風にさらされても、色あせることなく
鎮座まします姿は
やはりぼーっと眺めてしまうだけの
包容力と言うか、なんというか、なにかがある。
重くて軽い風が、大仏様の周りを
漂っていた。
正直な所、寺とか大仏とかに全く興味がなかった。
そんなわたしでも、大仏を目の前にして落ち着く。
お昼を過ぎていたので、帰り道、蕎麦屋にたちよる。
意外と混んでいたが、
数限定の荒挽きせいろが、まだ残っているというのでいただいた。
すいません・・・
いつものことですが、食べ終わって胃から写真を撮ることを思いつく。
こんなお皿だったよ。
じゃあ、大仏様、またね。
~本日のありがとう~
大仏様までの道を教えてくださったかた、
ありがとうございました。
Trackback(0) Comments(4) by 鯨エマ|2010-10-04 20:08
「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)