ご利用規約プライバシーポリシー運営会社お問い合わせサイトマップRSS

[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

< 次の記事 | 前の記事 >

上野駅の思いで

このエントリーをはてなブックマークに追加

上野駅といえば、地方から上京した人が
最初に降り立つ場所として、昔は有名だったが
いまは、どんなイメージの駅になっているのだろう。
構内は、土産店だけではなく
無印良品、本屋、サッカーグッズショップ、
オニギリやさんだけで複数軒、
パンや、御鮨や、蕎麦や
お土産やさんは数え切れない・・・・・

しかし、なぜか、「9月いっぱいで閉店します」のカンバンが目立つ。

駅のリニューアル工事に入るのだろうか。
JR駅の存在は、どこの駅もまるで、
町つくりを目指すかのような多様化がみられ、
あの、駅独特の空気が失われてゆくのが少々物悲しいのだが
そうやって、古いものにしがみつき、あたらしいものに躊躇するのは
私の悪い癖。

でも、構内を歩いていて
やはりジーンときてしまった。
あの、小さなCDショップも、閉店するらしい。
店頭に30%オフの看板が一面に貼られていた。
ここで、以前ごっそりとCDを買った。
私はいつも、CDショップに行くと、「ごっそり」買う。
現金では変えないくらい、大量に買ってしまうのだが
ここでも、いつも通り「ごっそり」
そのうちのいくつかは、お世話になっている方のプレゼントだったり、
のちに、芝居で使ったCDもある。
ジャケがいの失敗も・・・・。

私は、CDアルバムを買うのがすきだ。
1曲ごと、単独で買うのではなく、
ひとりの、この時代の人生をみるような、
そんな気がするから・・・
だから、もちろん、1曲目から聞く。
ランダム演奏とか、切り離してバラバラに聴くことは
ほとんどない。

さて、たぶんここで、最後の買い物になるであろう、2枚を
この日、買った。
1枚は、ダイアナ湯川の「The Beauty Effect」。
このダイアナ湯川さんは、日航機墜落事故で父親を失ったあと
この世に誕生した。
父の遺志で、5歳からないヴァイオリンをはじめ、
2000年、14歳のときに、亡き父へのオマージとして
「天使のカンパネラ」を発表しデビュー。
それを、私は好んできいていた。
今回のアルバムは
彼女にとって3枚目のアルバムになる。
すかり大人になった、ジャケットの写真に、
ちょっと感慨深いものを感じる。

そして、もう一枚、白いジャケットは、
杉山清貴氏の、名曲カバー集。
家にかえってきいてみると、
第1曲目の曲は、エリック・カルメンの「All by Myself」。
ああ、なつかしい~~~~
私にとって、最初の洋楽との出会いといっても過言ではない、この曲を
杉山様が歌っているよ!!
この曲が入っている、エリック様のLPレコードを
いまも大切に持っているが
かける物がないから、聞けずにいた。
こんな形で、すきな日本人アーチストのカバーで聞けるとは!
ああ、これだからCDとの出会いはたまらない。

この店で、時間を使いすぎたが
もっと、いたかった・・・・。
でもね、もう9月末までくることはないだろう。
私の上野駅でのお買い物が、思い出に変わってゆく日。

~本日のありがとう~
我孫子でのWSに参加してくれたKさんが、
来年予定のシニア演劇大会にむけ、
アイディアを下さる。
こうやって、少しずつ、いろいろな方の知恵をいただいて、
実現にむかう。
どうもありがとう!!

Trackback(0) Comments(10) by 鯨エマ|2010-09-24 07:07

[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

< 次の記事 | 前の記事 >

ゆたりブログ



「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)