富士山レポートその③.
頂上でオニギリヲ食べ終わった私たちは
オハチマイリなるものをした。
頂上は、予想をはるかに超える広さで、
わたしの当初の不安
「これだけの人が、乗りきれるのかしら・・・」は
無用な心配だった。
ご覧の通り、われわれ4人の背丈はこんな具合なので
剣が岳という、頂上で、もっとも高い部分に到達したときには、
一番背の高いW君が、
「おれ、いま日本で一番高い所にいる。」
と、得意げな笑み。
3人とも、どんなに飛び跳ねても敵わない・・・・。
雲は、数秒で姿をかえる。
まるで映画のように迫ってきたかと思えば
雲間から湖がみえてきたり
またかくれたり・・・
なんだか、早送りでみているようだ。
そしてこれが、頂上の中心部分。
雪が少々のこっている。
さて、大変だったのは、帰路。
足首まで固定した登山靴が、かえって足首を痛めた。
サイズが大きすぎたのだろうか・・・・。
あるけども、あるけども、
ああ、なんと長く感じる帰路!!!
そのとき、こんな景色が!
うっすらとみえるだろうか。
富士山のシルエットが。
ツルちゃんいわく、これが陰富士?
1日に2回見られるという、
雲に移る富士山の陰だ。
こういう楽しみ方もあるのか・・・!
なんと、神秘的な景色。
見とれているまに
すぐに本格的夕暮れになり
6合目を過ぎたあたり、
わたしは完全に、ほかの3人との間に距離を作ってしまった。
足首がどうしても痛かったのだ。
もう真っ暗になっていたので、ヘッドライトをつけて
ゆっくりゆっくり降りてきた。
5合目にたどりついたのは19時をまわっていた。
ヘトヘト、だす!
もう、しばらく登らなくてもいい。
それでも、きっと数週間したら
また登りたくなるだろう。
ええ、すでにいま、また登りたいのだから。
山というのは不思議なもの。
でもね、降りるのは、嫌だわ。
~本日のありがとう~
明日の日記に書きますが
14日は八ヶ岳での上映会でした。
沢山の方のご尽力、ほんとうにありがとうございました。
Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2010-08-15 01:01
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