なぜ、今年はこんなに、戦争がらみのテレビ番組が多いのだろう。
テレビだけではない、雑誌も新聞も、取り上げる紙面の量が
ハンパない。
かくいうわたしも、
戦争ドキュメンタリー映画を観る2日間、という、
はじめてのイベントを、今終えて帰宅した所だ。
帰ってきてテレビをつけると、
NHKが、かなり過激な映像を
「真実をお伝えするために」と、次々に流している。
やはり日本全体に、危機感が走っているのかな。
もう、真実を語ってくれる人が、
少なくなっているという危機感、
風化という危機感、
また、歴史が繰り返すのではないかという危機感、
充分に知らないという危機感・・・
こんなにちいさなイベントも、
3社の新聞で記事にしていただいた。
その記事を読んで集まってきてくださった方がいるのだから、
新聞の影響力をつくづく痛感する。
でも、
新聞を読まない人、
危機感のない人に
いったいどうやって伝えればいいのかが
今回、一番難しかった所だ。
ああ、高校生との距離の遠さといったら、
それでも集まってくれた2人の女子高生には
なにか、感じる所はあったのだろうか。
もうすこし、稽古の時間があればよかった・・・・!!
会場は、高齢の方がほとんどだった。
89歳の方がアンケートを書いてくださる。
「非常に良い企画、感激しました。
但し過去の戦争中のことを思い出すのがいやでした。」
そういう、複雑な思いを抱えて
それでも、このあついなか、きてくださったのかと思うと
頭が下がる。
なにか、続けていないと、こういう企画は難しい。
夏に限らず、つねに、今起こっていることと、
歴史のつながりに問題意識を持っていないと・・・
やらなければならないことは沢山なるんだな。
~本日のありがとう~
この2日間、手伝ってくださった方々
ほんとうにありがとうございました。
高校生、大学生のみなさん,
朗読に協力してくださったSさんも、ありがとうございました。
受付も司会も物販も、お客様に優しく動いてくださって、
たすかりました。
久しぶりに自分の映画を観て
あらためて、カメラマンの尽力にも感謝しています。
崖っぷち、空撮、命がけでしたね。
そして、足を運んでくださったみなさん、ありがとうございました。
Trackback(0) Comments(3) by 鯨エマ|2010-08-13 20:08
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