我孫子のワークショップも、いよいよラスト。
さあ、最終日は、「自分の演技を録画して、みる。」という
ドキドキのプログラム。
「自分」の姿というのは
客観的にみると、失望することもあると思うが
でも、しらなかった自分の癖などがわかるので、
おおきな進歩につながることがある。
・・・・実はその前日には、
私がわが身を客観的に見て、愕然としていた。
アテレコの現場で、
「ダビング作業」というものを見学させてもらっていたのだが
私が声を当てている人物と、私の声が、
なんだかあっていないような気がする。
いや、合ってないよ!!
ほかの役者はみな、それらしい声の人が声を当てている。
が、わたしだけ、なぜ!!
ディレクタ-さんに、「どうでした?」と
みた感想を聞かれて
ショックです・・・というと、
「自分のは、みんなそうおもうんですよ。」と。
そうだろうけど、できるなら「やりなおします!」という気持ちだった。
その2時間後に始まる次週分の収録で
意識しすぎて声が変わってしまいそうだった。
ディレクターさんは、
「あってる、あってます!」と断言してくださるので
信じるしかない。
まよったとき、心の支えになるのはディレクターしかいないのだ。
で、今日は、その過酷なショッキング体験を
我孫子の皆さんにしてもらう。
立派な施設の研修室のプロジェクターをつかって
わが身が写るのは、大きなスクリーンだ。
こういう体験がはじめて、という方が多かった。
午前中にみて
「姿勢が悪かった。」「意外と動いてない。」
「声が聞こえない」「やせなきゃ」・・・・など
しきりに反省しながら
午後のリベンジに向かって準備。
もういちど、今度はホールで発表。
またビデオにとって
さらに大きなホールのスクリーンに映す。
自分の姿って、すごく恥ずかしいものだ。
もちろん、声も。
でも、それを知ることが大きな一歩につながる・・・と、
人にいっておきながら、
やっぱり恥ずかしいよねえ。
最後の打ち上げでは、
そんなことをしゃべりながら
2ヶ月一緒にやってきた我孫子の仲間たちと
ビールで乾杯した。
もともと、演劇活動男している人が多かったので
最初からみなさん、とてもモチベーション高く
充実したワークショップになった。
持って生まれた声と体を
捻じ曲げることなく、
これで、早々勝負が出来たら
どんなにいいだろう。
わたしにとっても、永遠に大きな課題だ。
~本日のありがとう~
我孫子のみなさん、
職員の方々、
打ち上げの幹事を買って出てくださったKさん、
我孫子土産を下さったM君、
ありがとうございました。
Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2010-07-23 08:08
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