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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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出来ることをさがすために

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非戦を選ぶ演劇人の会の、ピースリーディングを聞きにいく。
知人、お世話になった方がたくさん参加していて、
いつもうちの制作をやってくれている松岡君も
インカムつけながらがんばってはたらいていた。
私は昼間に映画上映会のチラシの折込をさせてもらって、夜に観劇。

今年は3部構成で、最後に井上ひさしさんの戯曲をよむというので
それがなによりも楽しみだった。

この「非戦を選ぶ演劇人の会」というものが
錚々たるたるメンバーを筆頭に、
老いも若きも一丸となって舞台を創っており、
集団の力を感じる。
今年で7年目、13回目の公演だというのだが
劇場は満席、関心のある人がこれだけいるのだ。

3部で、井上ひさしさんの戯曲から抜粋で
いくつかのセリフがよまれた。
私がいま、抜粋で取り組んでいる
「太鼓たたいて笛ふいて」のなかの
芙美子と三木のセリフのやり取りもあった。
きいていて、わかりやすく、
でも、きちんと心に刺さってくる言葉、
もちろん、役者さんの力もあるけれど、
きいていて「ああ、私も言ってみたい。」とおもってしまう。

これほどの集団の力には程遠いが
私も8月の上映会をがんばって準備しなければと思う。
戦争について、無知な私がやろうと言うのだから
これは相当、頼りないのだが
戦後をつづけるために、
自分がいま、何が出来るのかを考えるための
2日間にしたい。

私のまわりには、運動家や宗教家がいる。
憲法9条を守るために運動をしたり、
世界平和のために祈ったりしている。
じゃあ、運動家でも宗教家でもない自分が
いったい何が出来るのか。

大きいことではなくても、私たちは日々、いろいろな選択をせまられる。
たとえば選挙。
私たちの言葉を代わって話し合ってくれる代議士に
誰を選ぶのか・・・そんなとき、
目の前の消費税云々だけで心を決めるのではなく
過去の日本の歴史と、未来への展望を見据えて
ただしい判断が出来る人間にならなければ、とおもう。
膨大な量の勉強をしなければならないのだが
まずは、今日のリーディングにもらった勇気で
8月の上映会に取り組もう。

幸い、午後に、某新聞社さんが取材をしてくださった。
ひとつひとつの協力を無駄にしないように
つなげて行きたいと思っている。

~本日のありがとう~
折込を手伝ってくださったスタッフのみなさま、
ありがとうございました。

Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2010-07-21 01:01

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