劇場入りした。
搬入が終わって、小道具の準備が終わると、
女子部はちょっと暇な時間になる。
だからといって、外に遊びに出ることも出来ないので
楽屋で新聞なんぞよんでいる。
すると、最近「本音のコラム」に
週1で連載を始めた、もと看護婦、宮子あずささんの「本音」。
彼女の文章は結構面白いので、
15年以上前から、なにかと拝読させていただいていた。
とくに
病院系の芝居を書くときにはネタを拾わせていただいた。
その彼女が最近おどろいたこと、
それは、
参議院議員選挙の候補者の
ポスターに載る顔が
実物とあまりに違うということ。
これは、かえって印象が悪くなるんではないか、というご意見。
ごもっともです!!
これは、役者のプロフィールもおなじことで、
あまりにも違う写真、
特に多いのは、「これ、何十年前?」みたいな、
若かりし頃の写真を使っていらっしゃるかたがた。
私は以前、キャスティングのお手伝いをしていたことがあるので
特におもうのだが
事前に渡されていたプロフィール写真と、
ぜんぜん違う人物が現れたとき
「これは詐欺か?」と思ってしまうのだ。
完全に逆効果だ。
しかし、役者のほうにしてみれば、
「プロフィール写真は、実物よりもよいに越したことない。」と。
つまりオーディション会場にくるまでの
最初のハードルが、写真なわけだから、
あとは、実物がうまく芝居をすればいいと・・・・
そう思っていらっしゃるようだが
やはり顔は同じほうがいいだろう、と、ワタクシは思う。
だけど、候補者は、
顔がどうのこうの、という問題でもないだろうに・・・。
タリーズコーヒーの社長さんが
俳優バリのポスターで宣伝しているが
どことなく軽く見えるのは私だけだろうか。
なによりも、ひたむきさ、明るさが、重要だと思う。
といいながら、写真の技術ももちろん大事で、
いい表情を引き出してくれる写真家さんと出会うことが
大きな分かれ目。
(いい写真家さんだと、自分の顔、好きになりますよ。)
さて、今回の芝居のチラシ、
じつは載せる写真に随分こまった。
「携帯でとって」という注文だったが、
自分で撮ると、ろくな写真にならない。
結局、いつもつかっているものの中から選んでいただいた。
目が見えなくなるくらいの笑顔だが、
さあ、どんな役どころかは、みてのお楽しみ・・・・
~本日のありがとう~
いつも水曜日にアテレコの現場でご一緒させていただいている
N氏が、観に来てくださるとのメール。
あな、うれし。
ありがとうございます。
テリ-とはぜんぜんキャラが違いますよ!!
Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2010-07-06 08:08
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