全国のシニア演劇大会の企画をはじめてから、
13団体と連絡を取りやすくするために、
A女史の計らいでメーリングリストなるものを作った。
以前、同窓会や芝居の共演者で
作ったことはあったが
登録さえしてしまえば
あとはそう難しいことはない。
しかし・・・・
シニア劇団については
まったく活用できていない。
登録13団体のうち
返事が来るのは毎回1~2団体だ。
ログインがめんどくさいのかもしれない。
それで、私は毎回10団体ほどに電話をするのだ。
今月の電話料金が18000円に跳ね上がったのは
そのせいだろう。
電話するとき、「メーリングリストはみましたか?」
と、質問すると、
半分は、パソコンの調子が悪い、
のこり半分は、パソコンを開いていない、
との回答。
しかし、この電話というものが
やはりコミュニケーションを図る上で、よいのである。
ほんとうならあって話すのが一番だが
まあ、そこまではできないので、「電話」。
ナマの声をとおして、細かい意見を聞いてゆく。
すると、様々な思い、事情がみえてくる。
これは、メールでは伝わってこないのだ。
以前、海外公演を頻繁にしている劇団の座長さんが
こういっていた。
なぜ、こんなに頻繁に公演ができるのか、
足を運んで交渉するからです。
手紙やメールだとつたわらないし、
無駄な時間ばかりがかかる。
行って、直に喋ってしまえば
あっという間に話が決まるんです・・・と。
「電話は苦手です、メールしかしません。」
と、言い切る人が、私の周りにも若干名いるが
こういうかたは、残念ながらいい関係は作れない。
記憶にすら残らない。
いつでもどこでもかけられる携帯電話が
実は電話を面倒くさいシロモノに変えてしまったのは事実。
昔なら、電話に出るとき、愛想よく、
1オクターブ高い声で話していた人も
携帯にかかってくる電話には
それほどかしこまった声を出していない、むしろ、
無愛想な声になっているのではないだろうか。
しかし、だからこそ、電話で話すというのは
メールよりよほどエネルギーが要るのだ。
エネルギーを使ったコミュニケーションは
きちんと記憶に残り
お互いにある種の尊敬の念を抱くことが出来る。
言いたい放題で、簡単削除できるメールは
どんどん人間をダメにする。
電話で言い争った人とは修復できるが
メールでもめた人とは修復の可能性がすくない。
だから、いま、メーリングリスト(ML)が、活用できなくて、正解なのだ。
いちおう、記録のために、書き込んではいるが
たとえ、電話代が3万円をこえても、
これは納得の出費になるだろう。
貧乏だけど、そう思う。
~本日のありがとう~
久々に、工事現場で誘導の上手い警備員さんにであう。
最近は、携帯にみいっていたり、
ボーっとしていたりで
仕事が中途半端な警備員さんが多い中、
それはもう、誘導というよりホテルマン並の「エスコート」であったよ。
よ!警備員の鏡!!
あしたもがんばってね!
ありがとうございました。
Trackback(0) Comments(5) by 鯨エマ|2010-06-24 00:12
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