公演前、例によって例の如くの小道具探し。
目下、困っているのは牛乳瓶だ。
うちの2件隣には銭湯があり、
そこの待合室では、牛乳とコーヒー牛乳をうっているので、
閉店間際に走りこんで求めると、
「ここで飲んでくれる?」と。
「いや、瓶が欲しいから持って帰りたいんですけど。」
「じゃ、だめだ。
これ、返さなきゃならないのよね。」
アンビリーバボー・・・
しかし、そんなに残念ではないのは、
この牛乳瓶、私が求めているものと、少し違うからだ。
少々小ぶりなのだ。
それに、ふたの部分も紙ではない。
プラスチックのフタに、変身している。
あの、昔ながらの大きさの牛乳瓶はいま、
どこにもうっていないのだろうか・・・・
座員の方の中で、「うち、牛乳とっています。」という方がいたので、
その方にも頼んだが、やはり小ぶりなヤツだった。
そりゃ、かわるよねえ・・・・。
時代が時代なんだもの。
牛乳といえば、私の通っていた小学校では、
2時間目と3時間目の間に
牛乳の時間というのがあった。
姉の頃、これは瓶だったらしいが
私の時代には、三角パックに変わっていた。
「重いから。」というのがその理由。
私たちは、呑み終わると・・・・、
じゃないや、飲み終わると、
ゴミが増えないように小さくたたんで
係の人が、これを集めるのだ。
一刻も早く外へ遊びに行きたい私たちに、
この牛乳の時間は、拷問のようだったが
まだ、反抗することも知らない6歳だったので
ムリクリ飲んでいた。
だから、私にとって懐かしい牛乳といえば、
瓶ではなくて、紙パックなのだが
それでもたまには、あの、とりにくい蓋の牛乳瓶で飲んだ経験がある。
生まれて初めてコーヒー牛乳をのんだときは、
「世の中にこんなおいしいものがあるのか」と思った記憶がある。
客席からみたら、
現在の小ぶりの牛乳瓶でもたぶん大差ないと思うが、
もうすこし、あの瓶を探してみよう。
瓶が見つかった瞬間に、
瓶以外のものも見つかるような気がするから。
~本日のありがとう~
久々に稽古場に顔を出したYさんが、
巣鴨で塩大福を買ってきてくださった。
ご馳走さまでした。
手ぶらでいいんだから、いつでも来てくださいね~~!
Trackback(0) Comments(3) by 鯨エマ|2010-04-24 00:12
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