FM八ヶ岳で、ウィークデーの昼間に
15分の番組を持たせていただくことになった。
15分話す・・・というのは意外と大変だろう。
1日ならともかく、毎日である。
15分といえば
選挙のウグイスをやっていたころ、交代の時間が15分だった。
15分間、候補者の名前と政党の名前を連呼する。
まさに悲願、哀願。
よく、涼しい顔で、窓から手を振っているウグイスを見かけるが、
私のときは、あんなもんじゃない、
よほど、切羽詰った候補者だったのかもしれないけれど
もう、「最後の最後のお願いです!」と、
喉をからしてお願いするのだ。
しかも、自分のお願いではない。
候補者のお願いを代弁しての15分は、長いのなんのって・・・
しかし、こんどは違う。
このラジオでは、私のすきなことを喋ってよいというのだ。
ためしに、15分計って喋ってみると
はたして、難しいのは〆である。
まとめるのも説教臭いし
他愛なさ過ぎても聞き応えがないだろう。
15分というのは、ひとつの話題で充分もつ時間ではあるけれど
話題によっては中途半端かも。
そして、毎日続けられるだろうか・・・・
ラジオ話があったとき、このブログのことを考えた。
私がこれを書くのに費やす時間は1日20分以内。
これは、自分で決めた、制限時間。
子供の頃、学校で5分間日記なるものを
毎日実行していて、「このやりかたでいこう!」と思ったのだ。
でも普通の日記と違って、不特定多数の人が目にするものをかくには
それなりに時間を使う。
迷っているとあっという間に1時間たってしまうのだ。
なんとか、時間を無駄にしないために、20分。
これで、3年目に突入した。
ならば、ラジオは15分で、準備に10分。
25分でいけないだろうか・・・・
というのが、「やってみよう」につながった。
実は、話がヘタクソなのが、私のコンプレックスなのだ。
講演をやっていながら、ヘタクソなんて、やばいのだが
「えーと」「まあ」と、よけいな口癖が多いこと、
途中で脳味噌がワープするというこわい癖があること、
が、わたしを、シドロモドロさせる。
これを機に、喋りスキルをアップさせたい!と思っての大決意。
しかしこういうときにかぎって
「鯨さんのすきなようにしゃべっていいですよ。」
「言葉使いもそのままでいいですよ。」
と・・・。
これでは、スキルアップにならない。
いやいやいやいや、
ますは続けられるスタイルを考えなければ。
苦痛になってはいけない。
毎日心地よく喋らなければならない。
ならば、
自由気ままにやらせていただこうか。
残念ながら八ヶ岳オンリーです。
4月26日から。
都内の皆さん、あちら方面にドライブの際は
きいてみてねん!
~本日のありがとう~
ああ、桜にはいやされる。
稽古場外にある、しょぼい桜もOK。
いいんだよ、頑張って咲いてちょーだい。
あたしも頑張るだよ。
Trackback(0) Comments(7) by 鯨エマ|2010-04-09 23:11
「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)