初通し

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鯨エマの海千山千　演劇・映画創作生活

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[鯨エマの海千山千] 記事数：1742

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かんじゅく座「さくら」チームの初めてに通し稽古。
どうなることやら、こわいこわい、とおもっていたが、
さすが、根性の１時間３５分。
今回が初舞台という方が多いので
２時間かかることを覚悟していたが、底力を発揮してくれた！

初演の「さくら」から、少し分量が増えているので、
私も通しをするまで見えない部分があり、
いろんな意味で、ドキドキの初通しだったのだ。
それが・・・

なんと、１時間３５分。
かかった時間よりも、なんとか、最後までいけたことが嬉しい。
ああ、希望の光がみえたよ。

今回は、「再演」にしない、
出演者も全員変わるのだから、あたらしいものにする。
初演を踏襲しない、納得いくまで稽古する、
と、自分に言い聞かせてはじめた。
１２月から初めて、３月にはハプニングが続いたが
そこから這い上がるべく頑張っているのは、
私よりもみんなのほうだ。

・・・と、まだ１回目の通し稽古で安心するわけには行かないのだが
私について言えば、やっと１日、稽古やすみを作る決心がついた。
忙しい熟年世代にとって、
週に４回の稽古がきついのは分かっていたのだが
このままで、どうしよう・・・と、なかなか休む決心がつかなかったのだ。
安心したわけではないが
少し、私も心を落ち着けよう。

晴れやかな空だった。
稽古場は、文京区の廃校になった小学校。
豪華ではない桜に見守られて
「さくら２０１０」をそだてよう。