今年もやってきた、映画関係の女性が集う、女正月2010.
80名近い方が、千駄ヶ谷の国立能楽堂に集まった。
ガッツのある女性ばかりなので、1人1分の自己紹介も
のびるのびる・・・・みなさん、宣伝に余念がない。
巨匠といわれる方も、お若い方も、
誰もが地道な努力を積み重ねて、
今ここにいるのだなと、感心してしまう。
これは、「私もがんばらねば」と、勇気をもらう会なのだ。
今年が16回目だそうで
初回の頃は、いまほど映画界に女性がたくさんいなかった・・・と、
長年携わる方たちは仰っていた。
「女のくせに」といわれながら、道を切り開いてきた先輩方たちだ。
さて、2次会。
なんちゃって幹事を買って出た私は
先日千駄ヶ谷に行ってリサーチ。
まあ、幹事というほどのことは何もしなかったが
あいち国際女性映画祭で、御一緒した5名で、もう一度集まろうと
昨年からいっていたので、ようやくそれが実現したのである。
残念ながら「台湾人生」の酒井女史は、風邪で欠席。
4人と、女正月に、参加していたほかの方5名で
近所のイタリアンに流れた。
それぞれの、作品に対する思い
上映への熱意とジレンマ、なんだかんだで
あっという間の2時間だった。
最近、演劇関係者と飲む機会があまりないので、
久しぶりに物創り陣と会話をしたのだが
あらためて「やりかた」というのは、ないんだなと、実感。
「やりかた」は、自分でつくる。
その都度、作品におうじて、自分で、あたらしいやり方を
さぐりあてなければならない。
それが辛くなったら、きっと、そこでとまるのだろう。
こうして同業者とはなすと、
「まずい」「やばい」「やらねば」とシラフで帰路につくことになる。
嫌だけど、いい。
これをしていなかったら、生きてゆけないのだから。
~本日のありがとう~
もう大御所なのに、
「あなたの作品をまだ観ていない」
「いまは、どんなふうにやっているの?」と、
気にかけてくださる宮崎信恵女史。
どうもありがとうございました。
Trackback(0) Comments(3) by 鯨エマ|2010-01-31 11:11
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