撮影前に髪の毛を整えなければ・・・と、いつもの美容院へ。
ああ、そうか、今日は成人の日だったよ。
美容室は、こんでいるかと思ったらガランとしていた。
女性スタッフは成人の日の仕事で出張し
別の店舗で朝の3時から働いているのだそうだ。
したがって、この美容院には男性スタッフのみが残っていた。
「むさくるしくて、すいません。」
と。
まあ、やたらに話しかけてくる女性スタッフよりも
寡黙な男性スタッフのほうが気楽でいいか。
で、私の担当のYさんも、いらっしゃらなかったので、
変わりにはじめての男性スタッフに、剛毛を任せる。
何を隠そう、私の髪の毛は、誰にでも扱える髪ではない。
太い、硬い、多い、の3拍子。
美容師泣かせといわれているのだから。
この、初対面の帽子をかぶったスタッフさんも、
「お、てごわい・・・」という表情をあらわにしておった。
私がいつも、Yさんにお願いしていることを必要以上に気にして
それをなぞろうとするので、
「なぞらなくていいです。好きにやってください。」といったら、
とたんに饒舌になった。
そして、案のじょう、芝居の話になって
「すきな俳優さん誰ですか?」
「嫌いな俳優さん誰ですか?」
「尊敬する人、国内海外ふくめて誰ですか?」
と、質問攻めにあう。
めんどくさいなあと思ったが
「ぞんざいな態度をとらない」という、
密かな今年の目標があるので、
いちいち答える。
それが、彼の価値観と悉く違うものだから
また「え?なんで、そう思うんですか?」攻撃がとまらず、
すっかりつかれてしまった。
そしてまた、途中でマッサージをしてくださった
新人男性が、恐ろしく弱弱しいマッサージをするので、
むつ痒いことこの上なく
さらに、カットが終わったとき、私のタートルネックの首もとから
がんがん髪の毛が入ってきて、
チクチクがおさまらないの、なんのって。
ああ、成人の日の美容室。
とんだとばっちりを喰らってしまった。
そして、いつも担当してくださっているY女史が
素晴らしい美容師さんに思えてきた。
Yさん、次はお願いね!!
チクチクしたまま、
マチネの芝居を観にいく。
前に所属していた事務所の役者さんがでている
ラッパ屋「世界の秘密と田中」という芝居@紀伊国屋劇場。
12月の公演が終わってからというもの、
関係者の芝居がつづき、
しかも、あまり清清しくない作品ばかりだったのだが
今日のこの作品は、観終わって、すっと深呼吸できるような、
そして、帰りの足取りが軽くなるような爽快感があった。
さあ、私も書かねば!やらねば!
~本日のありがとう~
美容院に行く前の時間つぶし、
おしゃべりに付き合ってくれたEちゃん、
ありがとうございました。
Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2010-01-11 22:10
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