今回は、4回衣裳替えがある。
そのうちの3回が、つまり
最初にスタンバイするときの衣裳以外は全て時間がキツキツの
衣装替えになる。
介添えを頼むほどでもなく
早替え場を作ってもらうほどでもないのだが
稽古場でやっているときは
こんな大変なことになるとは思いもしなかった。
衣裳とともにメイクまで変えているので
ほぼ、全とっかえなのだ。
出番の合間を縫って、次に着替える服の準備。
これが肝心。
ハンガーからはずして、着る順番に重ねておくのだ。
それを、メイク落とし&次のメイクの段取りと組み合わせる。
口紅塗りながら靴を履くとか・・・・。
ゲネプロの前にシミュレーションしてみる。
しかしねえ・・・作業自体は慣れればどうということはないのだが
何が大変かって、楽屋が狭いこと。
そして、私が着替える横を、
ほかの役者ががんがん通ること。
そう、私だけでなく、この芝居ではみんな、
衣裳がえとスタンバイで、てんやわんやなのだ。
これが、本番に入って2日くらいたつと、
ゲネプロのときの焦りが嘘のように落ち着き、
余裕が出てくるのだから不思議なものだ。
そして、よし、これで万全!と、
思ったときに千秋楽になるのだろう。
今日は11時から場当たり。
暗転の中で転換の練習、登場退場の確認、
音楽との兼ね合い、などなど。
蓄光テープをたよりに行くのだが
今日はしょっぱなのシーンで
頭を梁に思いっきりぶつけ、芝居がとまる。
「すいませ~~ん、いだぁ~~~!」
石頭なので、こぶは出来なかったが、
今回は怪我が多すぎるな、ワタクシ。
死なないように気をつけよう。
夜は通し稽古。
21時半終了。
2日仕込みという恵まれた状態で
やはり「ゆとり」の大切さを痛感する。
否、2日あっても、決して「ゆとり」とはいかない。
本番直前というのは、時間は常に足りないのだ。
私なんて、今日は朝、家を出るときから余裕がなく、
せっかくみんなに差し入れしたかった頂き物のラフランスを、
切ってもって逝くことが出来なかった。
反省、反省。
あすこそは、もってくぞぉ!
さて、いよいよ明日が初日。
リチャコ誕生です!!
みなさん、お時間あったら観にいらして下さいね~~。
~本日のありがとう~
今日から、かんじゅく座はあたらしい稽古場だった。
朝早くから打ち合わせに来てくれたユッキー
ありがとう。
みんなが、新しい稽古場に早く慣れてくださるといいなあ。
Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2009-12-02 01:01
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