稽古場に行くと、馬渡女史が
「さくらももこの幼少時代はそんな感じだ」という。
ええ、私の髪型のこと。
私が大宣言して美容院に行ったので
みなさま、感想を言ってくださる。
しかし、やはり桃井カオリと昭和の小学生、紙一重・・・というのが
笑を誘ってしまう。
こちらはイメチェンのため、大きな賭けに出たのであって
別にウケをねらったわけではないのだが・・・
演出家がいつもの探偵さんのような出で立ちで
稽古場に現れたので
(目深に帽子をかぶって、すっぽりとコートを着ているのだ。
センスはいいのに、なぜか探偵さん。)
「こんなかんじになりましたぁ!」
と、みせる。
「ああ、いいじゃないですか。」
と、仰りながら、
少々「大丈夫かいな」という匂いを漂わせている。
う~~ん、これでダメといわれてもね、もう手遅れなのよ~~。
さあ、最後の通し稽古。
私は大きなミスをし、それが後を引いて散散。
あ~~、最後の稽古なのに未練タラタラだ。
しかし、救いの一言が!!
演出家は台本の頭からダメだしをしてゆくのだが
私のシーンに来たときに、
「リチャコさん、髪型OKです。」
おお!
(リチャコというのは、私の役名)
さっきは、それほどでもなさそうだったのが
きっと、帽子のせいもあるのだろう。
一瞬、桃井カオリに見えたのかもしれない。
ホコリまみれの稽古場バラシ&搬出&トラック詰め込みで、
喜多見の稽古場を後にした。
この稽古場のオーナーは
もと5レンジャーのミドリさんだそうで
いまはその面影はないのだが
最後なので聞いてみる。
「1ヶ月お世話になりました。あの・・・
5レンジャーのミドリの方なんですか?」
テヘッと、てれた感じでうなずくので
「どうも、子供の頃はお世話になりました。」と
お礼を言ってみた。
まさか、人生のうちで
ミドリレンジャーの30年以上あとの姿に
お目にかかれるとは、思ってもみなかった。
帰り道、昨日の美容室に寄る。
私の髪を切ってくださったお兄ちゃんは忙しそうだったので
ほかの方に言付けてもらう。
「演出家からOK出ましたって、お伝え下さい。」
これで、安心して喜多見を後に出来る。
PASMOの定期も今日でおしまい。
最終日の今日は売店でお買い物もしてみた。
あっという間に会計が出来る。
使いすぎてしまいそうで恐ろしいよ。
明日はいよいよ劇場入り。
雨が心配だが、チャリで行こう。
さあ、もうひといき。
~本日のありがとう~
enji劇団員のチヨノブさん、
今回は出演なさっていませんが
今日は車両の運転に来てくださいました。
通し稽古も観てくださって、どうもありがとうございました。
お世話になりま~~す。
(個人的にはチヨノブさんの芝居がとっても好きで~~す!!)
Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2009-11-29 23:11
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