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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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勤労感謝の日の稽古

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11月23日は、勤労感謝の日。
世間では、
東京芝公園では派遣村の元村民が
「勤労に感謝できない日」とめいうって炊き出しを行い、
大相撲は9日目、
バレーボールは最終日、
ルーブル美術館では138年ぶりにミロの修復作業、

そしてわれわれは、
いよいよ本番1週間前。
私は見事に風邪をひいてしまった。
共演者の平山女史と、演出の響さん、私がマスク状態。
うつしてしまいそうで申し訳ない・・・・!
みなさん、家に帰ったら是非うがいを!!

そんなとき、ビタミンCが!!
松山女史がみかんを沢山買ってきてくださったのだ。
彼女はいつも、手作りのおしんこや
玉子焼きを多めに作ってきて、おなかを空かせた出演者に振舞っている。
食べ物の女神のような方だ。
冷たいみかんは喉に気持ちよく染み渡る。
ああ、これで直って~~~~!

今日の通し稽古では、昨日の蟠りを、再度払拭すべく
気持ちの切り替えを試みたが
果して客観的にはどう映っただろう。
自己満足的な処理にすぎなかったかもしれないが、
せめて自己だけでも満足できれば
1ヶ月半頑張った甲斐がある。
しかし、長く芝居を続けるには
やはりお客様にも認められたいわな~。

こんなことを今日書くのは、
勤労感謝の日にかけて、気になるニュースを見たからである。
いま、勤労者の間では、儲かる仕事よりも、
人から感謝される仕事、役立つ仕事に
人気が傾いてきたらしい。
そして、仕事のモチベーションを支えるものは
職場の人間関係だそうだ。
「金よりも充実感」で、やってきた私には
「やっと、そういう風向きになってきたか」というかんじだが、
いままでに人間関係に悩んで芝居をやめていった
仲間のことを思うと、
こうして続けていられることは、
やはり、恵まれていたのだろうなと思う。

稽古後、下北沢のスズナリへいく。
鳥獣戯画が、千秋楽を終えて荷出しをしていた。
出演していた役者仲間のYに、図面を届けにいった私に
見にいけなかったことを攻めるでもなく
ありがとう、ありがとう、と、しきりに礼を言うY。
メイクもそのままで、笑顔でこちらの本番を気にしてくれる。
持つべきものは友達だ。
お互いの忙しさを分かっているので
無理をせず、たより過ぎず、しかし相談できる間柄。
思えば、彼女と初めて会ってからは13~4年になる。

勤労感謝の日は、わたしにとっては
役者仲間感謝の日に。
早く風邪を治してがんばろ~!!

~本日のありがとう~
大阪在住のK氏が上京のついでに会いに来てくださる。
こちらの時間と場所にあわせてくださって
ありがとうございました。

Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2009-11-23 23:11

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