「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

ストーンズの、お針子たち

今朝は、読売新聞にかんじゅく座の記事が載ったというので、
コンビニで朝刊を購入。
「長寿革命」の連載最終回で取り上げられた。
またしても、私の印象は「高齢者虐待」のごとく
鬼演出家的に書かれているものの
まあ、しかたないでしょう・・・そのとおりかもね。
というのは、
先日、再三の注意にもかかわらず
稽古中に携帯電話をいじくりまわしているメンバーに対し
烈火のごとく雷を落としたばかりなのだ。
次の日の東京新聞に「高齢者虐待１２％増」という記事が出ていて
思わず笑ってしまった。
しかし、言うまでもなく、私のは虐待ではない。
なぜなら、私が稽古場で彼ら相手に怒るときは
９割以上、パフォーマンスだからだ。
背伸びしても届かないほどの人生の先輩に、
私が何を言えるというのだ。
かなわない相手だから、こちらはいたって冷静なのだ。

しかしやはり、稽古中の携帯電話は、やばいでしょう・・・
（本当の虐待というのは、んなもんじゃありません。
人生ボロボロになります、マジで）

さて、そんな記事を読んだ後、
今度は私のほうが役者として参加する稽古場へ。
今日もストーンズ漬け。

通し稽古をすると、なんと、昨日より５分もちぢまっているという。
どこら辺が早くなったのか、まったく実感はなかったが
この分じゃ、あと１０分は縮まるんじゃないだろうか。

私の中に蟠る役への疑問を解消するために
今日もあたらしいことを試みてみるが
どうも、形だけになってしまっているようで
・・・いかん。

稽古後、男性陣は大道具作成のため移動。
わたしもこちらに借り出される予定だったが
ギリギリのところで衣裳班に変更になる。
実は喉が少々痛いし、鼻水が出るので、ほっとした。
男性の皆様、すんません！

女性陣は衣裳。
縫うよ、縫うよ、着々と。
６人でくっちゃべりながら
灯油がなくなりかけたストーブの前で
一生懸命働くよ。

今日の稽古場は本当に寒かった～～～！
衣裳の上からマフラー巻いて稽古したくらい。
本当に役者は体力勝負。
過酷な寒さのなかでも、お盆のシーンを演じるのだよ。

明日は世間じゃ祝日ね。
エンターテイナーだもんね、
祝日もがんばるよ～～。

～本日のありがとう～
私の衣裳にミシンをかけてくださった笹山女史
ありがとうございました。

Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ｜2009-11-23 00:12