次の日、稽古がお休みだからと
夜更かししてDM作業をしていたせいで、
おきたらなんと10時近かった。
まあ、家でやる仕事ばかりだったので
慌てることもないのだが
結局今日も医者へいけず、つくづく、
私も世のお父さんたちと、同じだなと、思う・・・
DM作業は着々と。
あとは、招待券関係を、半分事務所に託すべく
曙橋へ。
デスクのN女史が、「やりましょうか~~~」と
おっしゃるので、お言葉に甘えてお願いしてしまった。
忙しいのにすんません、ほんとうに。
夕方に、かんじゅく座がらみの打ち合わせをすませ、
さあ、本日のメインイベントへ!
横浜はそごうデパートの「エッシャー展」。
今日は、あの、マイケルの映画を観たいと思っていたのだが
友人に進められるままに、展覧会へいってみると、
そこにはなんと!!
子供の頃に家のトイレに飾ってあった
あの「昼と夜」の絵があるではないの!!
なつかち~~~~~!
(写真の左下の絵)
私は13年間、便座に座ってこの絵を眺めていたのだ。
右の夜の絵は、なんだか暗くて好きではなかった。
逆に左の昼の絵は、人がいて、楽しい絵だとおもっていた。
それが、ある年齢になったとき、
夜のほうが魅力的に見えるようになったのだ。
空を飛ぶ、無数の鳥は、1羽1羽顔が違うのが面白かった。
この絵のことなんか、それこそ20年近く忘れていたのだが
久しぶりに目の前にしたら、当時の家の壁のデコボコまで思い出された。
私が当時住んでいた家は、コンクリ打ちっぱなしで、
やたらに寒かったのだが、
たぶん建築屋の腕が悪かったのだろう、
壁がもう、すんごいデコボコで、
そのデコボコが、いろいろな形に見えて
私は壁を観ながらいろいろと、想像を膨らませていたものだった。
ちょうど、この絵のしたには、
人間の足のようなデコボコ模様があったっけ。
こういう記憶が、急に呼び覚まされるのだから
人間の脳というのは、やはり一度みたもの、きいたことは、
完全に消えることなどはなく、
体の中にインプットされ
何かの拍子に蘇ってくるのだなと思った。
友人いわく、
「エッシャーの絵は、よくトイレに飾られるんだ」と。
ほんとだろうか。
展覧会場の最後にある、おきまりミュージアムショップ。
またハガキを買い捲ってしまった。
「昼と夜」の絵葉書は2枚かった。
先日、観た芝居「錦繍」の感想を
出演していた先輩にまだ伝えていなかったので、
この絵葉書で出そう。
~本日のありがとう~
来年の大倉山ドキュメンタリー映画祭で
「つぶより花舞台」を上映させていただくことに。
つないでくださった映画監督のMさま、
ありがとうございました。
映画は、お祭のような演劇と違い
時間がたっても発表できる。
それは長い長い旅だけど、
きっとまた、いい出会いにつながるでしょう。
Trackback(0) Comments(3) by 鯨エマ|2009-11-10 01:01
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