「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

口の中の真実

やわらかいものを食べていたら
ぽろっと奥歯が欠けてしまった。
なんじゃ？
落ちたものは確かに歯のカケラなのに
残った部分の歯はゴジラの肌のように汚いではないか。
こんな歯では、数少ない女優業に差し支えるから
沁みない・・・・しかしこんな歯ではみっともない。
早く直さなければ・・・！と、
２年ぶりに東中野のＨ歯科診療所をたずねた。

あまりに久しぶりなので
まずは、問診、それからレントゲンを採ってチェック。

すると、例の歯をさして
「これは、差し歯ですね。」

は？

え？

なんつった？

「いや、わたし、差し歯はないです。」
「いや、これは、差し歯です。」
「いや・・・・・ええええ！！」

私の口の中にはいつのまに、差し歯が植えられていたのだろう。
念のため、過去の診療をみてもらうと、どうやら、
このＨ歯科診療所では、やっていないらしい。
とすると、鎌倉のＳ病院か、あるいは平塚のＳ歯科？
でもって、それは１０代の頃のはず。
そんな頃に、、すでに差し歯を入れていたのか・・・！
しらなかったよ。

そして、さらに、
歯医者は驚くべきことを。
奥歯に詰めている銀歯をさして、
「これは、水銀を利用していて、とても体に悪いので
樹脂に変えましょう。」

私は、かれこれ２０年ものあいだ、
水銀を噛み締め、しゃぶっていたのか？！
そういえば、Ｓ歯科はいつも異様な雰囲気の漂う歯医者だった。
あそこかもしれない・・・・・

なんて、過去をうらんでも仕方がないので、
この、私が心から信頼を寄せる、
（の割には通っていないのだが）
麻酔の注射が痛くない、すご腕歯医者さんに
直してもらうことにしよう。

院内には、インプラントやホワイトニング、
それからいろいろと難しい名前の最新技術を
映像で紹介している。
一部は保険外の治療だが
こんな方法があるのかと、感心しながら見入ってしまった。
お金をかければ、銀歯ぎらぎらとおさらばできるのだ。

そういえば、５年前に撮った某保険会社のＣＭの写真では、
私の銀歯がＣＧで、白くされていたっけ・・・・
結果オーライとはいえ、惨めな気持ちだった。
いまこそ、歯を大事にしなければ。
いつまでも、大きな口あけて笑えるように。

～本日のありがとう～
歯医者さん、急の予約に対応してくださって
ありがとうございました。

Trackback(0) Comments(5) by 鯨エマ｜2009-10-27 00:12