「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

26歳

あ、こんな、タイトルだけど、私は３６です。

今日、たまたま新橋で
事務所の後輩と鉢合せ。
彼女は26歳。
仕事に、プライベートに、家族関係に、悩んでいるという。
帰り道、少し話を聞いたが
ちょうど、24～6歳くらいのときの私と
同じような悩みだった。

仕事のあるなし、うまく行く、行かない、という悩みは
役者なら必ずぶつかるところだろう。
とくに、20代。
早く売れたい、という思いを
私も抱きながら、それを焦りでしか表現できなかった。
十年たった今、さすがに、私なりの居場所を
かろうじて探し出し、まだ、満足はしていないものの
少し気持ちにゆとりを持って
仕事にのぞんでいる。
「これしか、やることないから。売れようが売れまいが関係ない。」
といったところか・・・・。

だからといって、
「大丈夫だよ、十年たてば、解決するよ。」とは、とてもいえなかったが
やはりこればかりは、時間が解決するとしか、思えない。

もうひとつ、自分を応援してくれる人というのは
もちろん、たのもしく、自分を律する要になるだろう。
彼女なんて、ファンが存在するのだから
その点はまったく心配ないと思うが・・・・。

しかし、私と彼女の大きく異なる点がある。
私はブサイク、彼女は美人である。
なにをかくそう、私はかの有名な演出家、鴻上氏に
「俺たち、おんなじブサイク村の住人だよな。」と
言われた女だ。
歳をとることは、まったくこわくない、
いや、それどころか、
歳をとってからこそ、需要が出るんじゃないかと
心待ちにしながら稽古にいそしんできた。
しかし、どうなんだろう、美女の気持ちは・・・？
世の中には、美人がたくさんいるが、
加齢は恐怖なのだろうか。

憶測で書いてしまったが、
悩みの困るところは、その悩みだけではすまなくて、
悩みのストレスから、人間関係、健康にまで
影響を及ぼしてくるもの。
どうか、早く気楽な域に達して欲しい。
「悩みがない」という人間はそれはそれで
バカっぽく見えてしまうから
ほどよい「悩み」がいいんじゃないかしら。

かくいう私も日々悩む。
長年の悩み、最近の悩み、今日の悩み、
もういろいろ。
しかし、かんじゅく座のオバサマたちは言う。
「生きていればずっと悩みばかりよ。」
はあ、なるほど。
そうやって、身を持って人生を教えてくださる人生の先輩方に、
今日も私は遠慮なく、ダメだし。
きっと、ぐっさりとプライドを傷つけられている方もいるだろう。
しかし、みなさん、安心してください。
私は夜、自分の参加するワークショップで、
たっぷりとダメだしされ、叩かれていますから。
廻っていますよ、なにもかも。

というわけで、悩める26歳、頑張れ！

～本日のありがとう～
あ！これ読みたい！という本を古本屋で4冊もゲット。
ここに、古本屋があったことに感謝！！

Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ｜2009-09-18 23:11