韓国のシニア劇団との交流公演の話が持ち上がってから、
たぶん、その責任者になる私は、
「不安」というより、なにが、不安かがわからない・・・という状態だ。
とりあえず、経験者に話を聞こう・・・と、
日韓演劇フェスティバルをしていた、演出家協会の門を叩く。
数年まえに、新宿の某飲み屋で、偶然席を同じくしたS女史と、
演出家のW氏がいらっしゃった。
先日、韓国の劇団と取り交わした、
立派な拍子の誓約書をみせながら、
通訳は何人くらいひつようになるでしょうね、
空港には迎えに行ったほうがいいですか?
セリフに字幕はつけましょうか?
プロジェクターはどうする?云々・・・・
ベタな質問ばかり。
通訳さんの大変さは、
かつて経験した、海外演出家との芝居や、
先日の映画祭の裏側をみていてもよくわかる。
イベント、公演がおわったら、「はい、おわり。」という仕事ではないのだ。
そのあとの飲み会にも、いてもらわなきゃ、
どうにもならない。
一番労働時間がおおくなるポジションなのだ。
韓国語と日本語ができるだけでなく、
舞台、演劇のことがある程度わかっていて、
東京の地理にくわしく、
私のいないところでも、がんがん仕切ってくれて
高齢者にやさしい人・・・・こりゃあ、難しいぞ!
W氏に、おひとり紹介していただき、
明日、その方とおめにかかる約束をして、
今日の相談を終えた。
あたしにゃあ、それ以前に台本を書くという大仕事があるのだが
いったい、できるんだろうか・・・・
いよいよほんとうに、制作が必要だわ。
図書館に行き、韓国関係の本を漁る。
考えてみたら、ほとんど知らない・・・韓国。
いったことはあるけれど、
歴史的な、日本との関係には疎かった。
先日、タクシーの中で、
2人のデンマーク人と、韓国人、そして私の、あわせて4人で
苦し紛れの会話をしたのだが
アジア人には、アジア人のシンパシィがある。
単純に、並んだときの体の大きさが同じくらいなので
どうしても寄り添いたくなるというのはある。
せっかくとなりの国なんだから、これを機に
少しマジメに絡んでみっか・・・・!
日韓あわせて60名近い熟年男女をまとめるのは、
大変だと思うが
みなさんの協力もあおいで、がんばりまっしょい!
~本日のありがとう~
「マンゴと黒砂糖」のカメラマンに、
先日いただいたコーヒーのおすそ分けをおくったら、
今日、わざわざお礼のハガキを下さった。
おいそがしいでしょうに、ありがとうございました。
by 鯨エマ|2009-09-08 18:06
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