やらなければならないことはあるのに、
どうしても見たい芝居があって
下北沢へ。
原田宗典さんの書いた芝居「ピースの煙」だ。
プロデュースは壱組印。
いつもお世話になっている音響さんが
よくついていらっしゃるので、存在は知っていたが、
実は観劇は今回が初めて。
今年に入って、演目のことなどで相談にのっていただいた
中西さんが出演なさっているので
そして、原田さんの作品なので、
そして、道学先生でお世話になったかんのさんも出ていらっしゃるので
どうしても見たかった。
ここにも前に書いたが、
原田氏の「しょうがない人」に、心を揺さぶられたのは
つい4ヶ月前のこと。
その文庫本を美容室で読んでいた私は
カットをしてくれていた、青年に
その本を「よんで」といって、あげてきてしまったほどだ。
今日の芝居には、その本の中のエピソードがぎゅっと詰っていた。
まさか、そういう内容だと思っていなかったので
感動もひとしお。
最前列のベンチシートで、見も心もかぶりつきで
芝居にみいってしまった。
いいお芝居を観ると、
役者さんたちとのみの席に行きたいという気持ちと、
早く帰って、私も公演の準備をしなければ、という気持ちの
板ばさみになる。
今日は、チケットを取ってくださった中西さんに
お礼を言いたかったこともあって、
飲み場に顔を出して、すぐに帰ろうと思った。
だって、明日は8時の飛行機に乗らなければならないのだから、
飲んでいる場合じゃない。
・・・・・のに!
いったら、久しぶりのK氏にあってしまい、
結局1時間くらい、その場ですごした。
ああ、余韻はまだ残るよ。
芝居は明日まで。
あの美容院の青年に
「芝居も観て。」と言いに行きたいくらいだ。
こういうときに、自分のすきなものを
やたら薦めたくなる悪い癖が私にはある。
たまたま隣り合わせになった方は、
割と冷めた感想をお持ちだった・・・・・
感じ方はひとそれぞれ。
しかし、ときめくというのは
こういう瞬間だ。
出演者のみなさん、明日もおいしいビールがのめますように!
(寝坊しないように、ウーロン茶で通した鯨より)
~本日のありがとう~
音響さんが、原田さんを紹介してくださいました。
元来人見知りのワタクシに
何が話せたかって・・・なにも。
「すてきでした!」って、それだけ。
でもうれしかったな♪
Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2009-08-02 01:01
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