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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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増える、ゼロカロリー

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コーラのゼロカロリーが、すっかり定着したが、
そのほかの飲み物でも
「ゼロ」を歌うものが非常に多くなってきた。
炭酸飲料だけではない。
午後の紅茶シリーズでも、100mlあたり1キロカロリーとか、
「この甘さで・・・・?」と、いうような飲み物が多くある。

ダイエットしている人には、かなり嬉しいかもしれないけれど、
このゼロカロリーは、本当に太らないのか?
人口甘味料の、体への影響はどうなのだろう。

調べてみると、

やはり、これそのものでは太ることはないのだという。
人体への影響も、微々たる物で
目に見えるような影響はないとのこと。
しかし、体は、甘いものを覚える。
たとえ、人口甘味料であれ
体は、甘いものを要求するようになる。
それが習慣になる。
だから、結局、太りやすい生活スタイルに傾いてゆく・・・・のだそうな。
なるほど。

それにこれは、暴飲暴食を引き起こすことになるだろう。
今までなら、
「太るからやめておこう」と思っていたものを、
どうせゼロカロリーだから、と、どんどん食べ、どんどん飲む。
数年前から、信じられない錠剤もある。
「食べなかったことにする」サプリメント。
なんと、食べる前に飲むと、食べたカロリーを半分にしてくれるという。
お正月などの太りやすい時期になると
レジの横に山積みになる。
これを「ありがたい」と思うか・・・・?

昔見た芝居の中で(正確には覚えていないが)
こんなくだりがあった。
丼やさんに行って、カツ丼、牛丼、親子丼、どれが一番得をするか?
ちなみに全て650円。
この答えはカツどんだった。
つまり一番カロリーが高い。
私たちの生活のエネルギーに還元されるのが、
最も多いということである。
親子丼では5キロしか走れなくても、カツ丼なら7キロ走れる・・・
とか、そんな理屈だった。

食べ物はこうして、私たちの生活の糧になるもののはずだった。
が、いまは、いかに食べて、血肉にしないか・・・・
なんだか、あべこべなことをしようとしている。
昔、どこかの国の王様が
たくさん食べたいがために、
口に入れて味わっては、横においてある壷に
吐き出していた・・・・つまりそういうことをしているわけだ。
こういう習慣はこわくないか。
動物や植物の命をたって、私たちの生きる力に変えるはずなのに
なんだか、かなりやばいことをしているんじゃないか・・・・

といいながら・・・・、
かく言う私も
コーラはダイエットコーラをかう、
脂身を残す・・・・。
まったく、どこまでわがままに、どこまで贅沢になって行くのだろう。
とどまるところを知らない、先進国の食生活。

~本日のありがとう~
静岡のシニア劇団にいらっしゃる方から、暑中お見舞いを頂きました。
最近、この暑中見舞いハガキがめっきり少なくなりました。
暑さが少し和らぐような・・・・うれしゅうございました。
ありがとうございました。

Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2009-07-31 08:08

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