かんじゅく座が2クラスになって、初めての合同集会!
「ベテラン俳優の話を聞く」と題して
劇団民藝の田畑ゆり女史にお越しいただいた。
11時集合に全員が揃ったときには
教室がいっぱいで、わいわいがやがや、
本当に学生時代の教室みたいだった。
さて、ゆり女史の、演劇道・かれこれ半世紀のお話に
1時間半、みなさん、真剣に聞き入っていらっしゃったが、
私も以前は劇団に身をおいた人間で、
「役がつかない苦しさ」という話を身につまされながら拝聴。
そして、そんな苦しみをのりこえ、手に入れた大きな幸せについては
「そんな日が来るんだろうか・・・」という思いで・・・・
2年のお付き合いになるゆり女史の
まだ知らなかった一面にふれることができた。
そして、彼女が最初は今回の講師を
「断りたい。」と仰ったにもかかわらず、
尽力してくださったことに感謝。
このような合同稽古を、
今後も随時行ってゆきたいと思う。
2クラスの風通しをよくし、よい意味で切磋琢磨し、
また、支えあって、舞台に上がるというひとつの目標の下に
ゆっくり歩いてゆければよいと思う。
2クラスになって1月半。
まだまだ手探りのところもあるが
人数が増えると、自然に、みなさん、手伝ってくださるようになる。
ランチ会の会費を集めるのも、名簿を配るのも、
写真撮影の段取りも、
最初に到着した方たちが、率先して引き受けてくださった。
それがまた、楽しそうにやってくださるのだ。
見ていて、私は
いままでのやり方が正しくなかったのだなあと感じた。
いままでは、余計な雑用は、なるべく私がやって、
みなさんには、稽古の中にだけ没頭できる環境を作ろうと努力してきた。
それが、責任だと思ったし、単純にそのほうが早いということもあった。
しかし、こうやって、周りの仕事を分担してゆくことで
また、新たな楽しみ、仲間意識が出来上がるのかもしれない。
今日来られなかった方も、来月の合同稽古では
一緒に素敵な時間をすごせたらいいなあ。
きけば、それぞれに、お忙しい生活・・・・
稽古場に来たときは、手放しで、ないたり笑ったり、
自分を解放できる、そんなところにしてゆきたい。
~本日のありがとう~
かんじゅく座たちあげから、いつも、陰となり、日向となり、
助けてくださる美幸さん、今日もご参加ありがとうございました。
いろいろありますが、今後とも宜しくお願いいたします。
Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2009-07-16 14:02
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