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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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真庭にて

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真庭で映画上映。
自主上映というたいへんな役を引き受けてくださった
真庭のチームだったが、
あいにく選挙投票日とぶつかってしまい、
結果的には芳しくなかったが・・・・。

さて、上映前に、会館の周りを散歩してみた。

保存地域というだけあって
古い町並みがつづく。
のどかな店先には、
今回制作をしてくださっているK女史の実家が作成したという
美しい染めの暖簾がならんでいた。

動員が芳しくないというので、入口付近でビラ配りをしていると
中年のオジサマが声をかけてきた。
これぞ、今回の旅で一番感動した瞬間だった。
新見市の古田さん。
かれこれ、16年前のことをいまでもわすれない。
雨風吹きすさぶ中、なにか、気持ちをぶつけられる場を求めて
新見市にたどり着き、入った喫茶店で
古田さんは、私のアホな打明け話を聞いてくださった。
マスターの古田さんは、いま、若かりし頃に生業としていた演劇を
地元の方たちと、再開なさった。
「こんど、チェーホフの『かもめ』をやるんだよ。」
過去の思い出だけではなく、
未来の話を、私たちはすることができた。

16年で、自分がどのくらい変わったか、
あるいは変わらないかはわからない。
それでも、お互いに創作を続けていられるということが嬉しかった。
創作・・・生活には必須でないかもしれない。
不況に強い、この仕事を
つづけてゆくことの難しさを、身にしみて感じている。
それだけに、古田さんが、ご自身の道を見つけるまでのご苦労を思う。

上映会が終わり、地元の自主上映団体「シネマニワ」の方たちが
軽く打ち上げの席を設けてくださった。
写真は、現地のシネマニワ族たち。

上映をきっかけに、出会いと再開に恵まれたことに感謝・・・!

~本日のありがとう~
今日は舞台監督のH女史が
かんじゅく座のために
1人で作業をしてくださっている。
お疲れ様です。
ありがとう。

Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2009-04-13 22:10

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