「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

同級生からのメール

今朝の新聞３２面に「東京写真帳」という大きなコーナー。
今月の重大事件の写真を載せている。
題して「惨事と熱狂」。
ど真ん中には、やはりＷＢＣで、連覇を果たした
侍ジャパンの成田到着の写真。
右上に東京マラソンの空撮。
左上に、成田空港の貨物機炎上、
そして左下に老人ホームの火災。

あれもこれもと、毎日本当にいろいろなことがおこる。
この速さについてゆくのが、たまに嫌になるが
先日、それどころではない、時の速さに気がついてしまった。

小学校の頃の友人からＳＮＳを通じて
同窓会の連絡メールがあったのだ。
同窓会というか、担任の先生が退職なさるというので
そのお疲れ様会なのだが、
その知らせを聞いて、私はいっきに当時へ引き戻されてしまった。

引き戻されること、２４年。
うわ・・・四半世紀だよ。
あのころ、私は人生最初の壁にぶつかっていた。
ちょうど、「スタンドバイミー」の年齢。
いわゆる思春期というヤツだけど
家が嫌になり、
家族が嫌になり、
自分が嫌になり、
自分の写真を観るのも嫌になり、
勉強も嫌になり、
中学生になることも、今のままでいることも嫌になり、
どうにもならない息苦しさを感じ始めたとき・・・・
時間がだらだらと、自分の前に広がっているのが、腹立たしかった。

「あんとき、もっと読書でもしておけば・・・」
と、思えるのは、そのずっとずっとあとで、
当時の私は、目の前の恵まれた環境に
全く感謝などできていなかった。

２４年前を思い出したのだから、２４年後も想像してみよう。

わたくし、なんと６０歳。
そのときの私が、今の私を思い返して、何を思うだろう。
きっと、恵まれていたと思うに違いない。
その日は、今までの２４年の何倍もの速さでめぐってくるのだろう。

今日は３月３１日。
商店街のケーキ屋さんには
今日誕生日を迎える子供たちの名前が書き連ねてあった。
ひとつひとつの年を大切に生きようと
今日はまじめに考えています。
５月、みんなにあえる日が楽しみだなあ。

～本日のありがとう～
佐川急便さん、重たいチラシを２回も運んでくれて
ありがとうございました。

by 鯨エマ｜2009-03-31 18:06