「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

失敗しても買ってしまう・・・

なんど失敗しても買ってしまうもの・・・植物。
植物だけでなく、ペットを飼うのもヘタクソで
私には生きものを育てる資格はない、と確信しているにもかかわらず、
昨日も島忠にコピー用紙を買いに行ったとき
露天でかってしまった。

これ、パンジー。

パンジーにはなんだか幸せの匂いが漂い
気分が暗くなりそうなときには
ついつい、目が行ってしまうのだ。

なぜ、幸せの匂いが漂っているかというと・・・

子供の頃の友人で、今も私の映画の音楽を作ってくれている
Ｍちゃんは、茅ヶ崎に住んでいた。
私は私立の小学校だったので、近所に友達はおらず
大磯から彼女の家まで遊びに行くことがあった。
絵に描いたようなかわいいお家の庭先には
ズラ～～～ッと、パンジーが！
鮮やかに、何種類もの色で花を咲かせていた。
家の中から「まあ、えまちゃん！」とおばさま。
そして家に入ると背の高いオジサマが、出迎えてくれた。
こんなに、笑顔のお父さんって、世の中にいるんだなあ！と
不思議に思った記憶がある。

それにひきかえ、わが家はススキがボウボウに生えた
荒れ野原だった・・・・
どんなに草むしりをしても、花を植えても、
長く美しい状態が保たれることはなかった。
あのころから、将来は庭のない家に住みたいと
思っていたような気がする。

で、大人になって、希望通り庭のない集合住宅にすんでみると
ああ、やはり自然界の彩が恋しいわ・・・・
というわけで、苗を購入。

花屋さんは一様にいう。
「簡単ですよ、日の当たるところにおいておけば。」
それができないから困っているのだが・・・。
今回もこうして植木に移して、水を与え、花を咲かせてね、と
念じる以外にいったいなにをすればいいのやら。

とりあえず２個買ったのは、１個５０円で
たまたまポケットに１００円入っていたから。
違う色を買いたかったのだが
まだ花が咲いていないので
どれがどれだかわからない。
一か八か！

あ、そういえば、年末に頂いた南京、じゃなくてセンリョウは
まだ、麦茶ポットの中で元気に（？）生きています。

ドキュメンタリー映画「つぶより花舞台」予告編

by 鯨エマ｜2009-01-17 12:12