公に向かって宣言しないと、どうにもこうにも、
途中でくじけてしまいそうなので
ここに、宣言いたします。
(いままで、ずっとこの手でやってきた。
芝居も映画も、なんもかんも、表にむかって「やる!」と宣言する。
そしたらもう、引き下がるわけには行かなくなるから
あとは、時間軸に沿ってやるしかない・・・
荒手といえば、たしかにね、でも、
お尻叩いてくれるマネージャーなり、プロデューサーなりが
いないんだから、こうするしかないの~~!)
で、何を宣言するかといえば
今年はメインキャストで芝居に出ます!!
なんだ、そんなこと・・・
って、いわれそうだが、これ、けっこうな長いことやってないのだ。
外国人の演出家が2年続いたが、
いわゆるセリフを読み込んで、覚えて、役を構築して・・・
という作業ではなかった。
これでは体が鈍ってしまうと
足しげく、ワークショップに通うも、
なかなか公演には結びつかず
需要といえば裏方が続いてしまった。
今年はなんとかしたい・・・
というわけで、
なんだ、自分で主催している公演で、主役やればいいじゃない!
と、簡単に決めてしまったのだ。
今まで海千山千は、私が作・演出をするため、
なかなか出演するところまではできずにいた。
しかし、本来、海千山千たちあげのときの目的は、
私が出演する場を作ることだったのだ。
私に書いてくれる作家がいないから
自分で書く、そして、演出は他人に任せる・・・
このスタイルだったはずが
ある芝居をきっかけに、自ら演出まで、でしゃばることになってしまい
行き先が、おのずと変わってしまったのだ。
さて、演者になるには、まず、作品を選ばなければ。
台本を貸してもらうために、正月からN氏と話し合いを始めたが
私にとって、タイムリーなテーマが見つかった。
「ゆるす」
年末に新聞でこんな記事を見つけた。
今年の1文字、というのが、毎年末に発表され、
昨年も一昨年も、あまり良い字ではなかったが
かの坊様に「ほんとうは、どんな字が書きたいですか?」
と質問したところ
「恕」(じょ)と仰ったそうな。
ネット辞書によれば、
恕す・・・
じょ【恕】
他人の立場や心情を察すること。また、その気持ち。思いやり。
じょ【恕】[漢字項目]
[人名用漢字] [音]ジョ(慣) [訓]ゆるす1 相手を思いやって許す。「寛恕・宥恕(ゆうじょ)・諒恕(りょうじょ)」2 思いやり。同情。「仁恕・忠恕」[名のり]くに・しのぶ・ただし・のり・はかる・ひ... [さらに]
じょ・する【恕する】
[動サ変][文]じょ・す[サ変]思いやりの心で罪や過ちを許す。「罪を―・する」
この記事が妙に心に引っかかっていたときに、
「ゆるす」がテーマの台本に出あった。
さて、実生活では「ゆるす」より、「ゆるしてほしい」がおおいけど
今年はこれをテーマに
舞台に立っちゃうぞ!
Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2009-01-16 16:04
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