「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

男の子、女の子

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線路際に、お母さんに連れられた男の子が、
じっと、電車が来るのを待っていた。
総武線と中央線がいったりきたりする、東中野駅周辺。
あきることなく、ず～～っと観ている。

男の子はどうして車や電車に興味があるのだろう。
ときどき駅で見かける電車マニアたちのなかに
女性がいるのをみたことがない。

人間の性格や興味は、
その人の育った環境に大きく影響されると思っていたが
こんなに小さな頃から、もう遺伝的に、興味はしっかりわかれているのだ。
友人いわく、男の子は四角いものに興味があるんじゃないかと。
なるほどね。

私はまったく乗り物に興味がなかった。
だからといって、人形に興味があったかというと
そうでのまく・・・・
あら、いったい何を考えていきていたのかね。
覚えているのは、ほんと、物心ついたころから
「せつないもの」が好きだったということ。
なにかにつけて、自分をドラマの主人公に仕立てては
脳裏にＢＧＭをながし、ナレーションを入れる。
それは、かならず、バラードで、
私はひたすら悲劇のヒロインなのだ。
Ｍ体質、すでにこのときに確実な芽を出していたのだろうか。
こういう気質は、親の性格を思い起こしても、まったく心当たりがない。
遺伝ではなく、持って生まれた体質かしら・・・

電車の話に戻す。
知人の男性は、駅で流れる電車発車音のＣＤを
日常的にきいている。
わたしなんか、そんなＣＤ流したら
焦って何もできないとおもうけど・・・・。
ちなみに私は朝からバラードを聴いている。

電車を見ていた男の子は、いつのまにか、いなくなっていた。
寒い中、お母さんもご苦労様でした。

～本日のありがとう～
閉店間際のラーメン屋で
ゆっくり食べさせてくださったおじさん、
どうもありがとうございました。
おいしゅうございました。

by 鯨エマ｜2008-12-17 08:08