朝、おきてテレビをつけると、
花まるマーケットに、渡辺えりさんがゲスト出演していた。
(おきた時間が分かってしまいますね。
いつもはもう少し早いっす!)
最近、名前を「えり子」から「えり」に変えられたことについて
語っていらっしゃった。
(彼女の場合「話す」より「語る」があう)
渡辺さんといえば、面識はないが
子供の頃から憧れてしまうような演劇ライフを
闊歩なさっている方。
小学生のとき、ドラマで拝見したのが最初だが、
とにかくおもしろくて、
たしかそれは、タケシの主演するドラマだったのだが
彼の担任するクラスの生徒役だった。
中学に入ってからも、劇団300(さんじゅうまる)の主宰として
ガシガシと活動なさる姿を羨望の目で眺めていた。
作、演出、出演こなして、たくさんの劇団員を従えて、
そして何年もたってからだけど、あるていど仕事をやりつくした頃に
ようやく年下の彼と結婚。
演劇人的にはほんと、王道だ。(と、思うのは、私だけではないはず)
その「えり」様が、改名したことについて話していらっしゃった。
朝ごはんの支度をしながらだったので、
聞き逃してしまったところもあるのだが、
どうやら画数的に縁起が悪かったとか何とか・・・。
それでも、劇作家もしているし、
「若い頃の苦労は買ってでもしろ」とおもって
変えなかったのだそうな。
若くなくなったので、そして美輪明宏氏の進めも合って
思い切って・・・・というのが理由らしい。
はいはい、わかります。
私も悩みましたもの・・・。
なにをかくそう、私の本名は「絵麻」という漢字を使う。
だいたい、麻薬の「麻」をつかうところが、もう人名として
破綻した感じがしてしまうのだが
私の総画は、オンナの中でも一番わるい、
短命不運、破滅型といわれていた。
これを何とかしたいと、劇団に入る直前に「絵磨」と改名。
画数が多くなってしまい、なんだが硬い感じに。
某占い師の進めに、納得いかないままの改字だった。
さて、数年後・・・・
青年座の頃のI先輩のススメで、もっと「やわらかい」名前にしなさいよ、
というわけで「エマ」に改字。
はい、これでようやく、しっくりきたのだが、
じゃあ、果して運がよくなったかといえば、それはわからない。
相田みつお氏がおっしゃるように、
「しあわせは、自分が決める」
この言葉は、ほんとうに、私の心に響いている。
毎日たくさんの郵便物がおくられてくるが
たまに、「絵磨」さまと書かれたはがきが来ることがある。
おもわず、苦笑・・・・・。
名前なんて、自分の心の持ちようで、どうにでもなるかもしれない。
しかし、子供の頃から「えまって、変わった名前ね。」
といわれ続けてきたことは
今の私を作った大きな原因のひとつだろう。
エマ・トンプソン
エマ・ボヴァリー
エマ・ケイトクローガン・・・・
この名に恥じない生き方をしなければ。
~本日のありがとう~
くしゃみがとまらない私。
心配してくださったSさん、ありがとうございます。
風邪だったら遷るから嫌だなと、誰もが思うだろうに
少しも嫌な顔せずに・・・・その心遣いに、感謝です。
ほんと、このくしゃみ、なんだろ。
by 鯨エマ|2008-12-10 09:09
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