冬の気配

鯨エマの海千山千　演劇・映画創作生活

BLOG by 鯨エマ

[鯨エマの海千山千] 記事数：1742

アレヨアレヨというまに、冬がそこまでやってきているではないか！！
気がついたのは、肌がカサカサになってきたからだ。
情けないが、本当に粉が噴くほどの乾燥肌なのだ。
対策を練らなければ！・・・・・・と、思ったところに、
化粧品の通販カタログ。
うまいねえ、にくいねえ、その手に乗るしかないかねえ。

私はもう、１５年以上も同じ通販の基礎化粧品を愛用している。
＊＊＊会員とかいう、スペシャルな肩書きまで付けていただいている。
初めてこのカタログを手にしたのは１８くらいのときだろうか。
あのころはまだ、店舗のないところが売りだったのに、
いまじゃ、いたるところに倉を構えていらっしゃる。
大きくなったねえ・・・・

さあ、いざ、保湿用クリームを買わんと
カタログを広げたが、最近肌のコンディションの変化を抗え切れないので
思い切っていままで見なかった３５歳以上というコーナーを読んでみた。

ああ、
これ、このクリームよ、私が求めているのは！

１５年前は、自分がこのページを見るようになるとは思ってもみなかった。
そして、３５歳の自分なんて、まったく想像ついてなかったわ！

高校時代の数学の先生が
３０代の女性を表現する言葉として
「トウが立っている」といってたっけ。
そして、黒板にキャベツの芯の絵を描き
「ここの部分、硬いところ、こういう女になってゆくんだ。」
みたいな事をおっしゃったっけ。
なんで、数学の授業でそんな話題になったのか
まったく覚えていないが
とにかく、学校のオンナの先生たちは、ことごとく、
華やかさに欠ける先生ばかりだったので
妙に納得したのだった。

それから、数年後に、電車の中吊り広告で
「ＡＥＲＡ」のコピーを見る。
「オンナの３８度線」
これは、笑えた。
３８歳（くらい）がオンナにとって、
いろいろな意味で分岐点になるという内容だった。

そして、先日、筑波山に登る途中、
筑波神社で恐ろしいポスターを発見。
来年はまた！わたし、厄年だ～～～！

というわけで、これから、吹きすさぶ荒野の１本杉のように
強くたくましく生きてゆかなければならないことを痛感した私は
いつもよりも、高級なクリームに、丸印をつけていた。

～本日のありがとう～
介助で御一緒したＮさん、
素晴らしいお仕事振りをいつも尊敬しています。
今日も、御一緒したことで私の背筋はピンと伸びました。
ありがとうございました。