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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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銭湯の日々

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冷えが酷いので、なるべく湯船に浸かるように努力しているところ。
2軒先の銭湯までは、ものの30秒だが
12時には閉まってしまうので、なかなかいけない。
それでも「こんばんは」とご近所の方にいえるくらいにはなった。
番頭さんも顔を覚えてくださったらしい。

ここの銭湯はめちゃめちゃ小さい。
来る人はみんな、常連だとおもうが、
個人の私物のシャンプーセットなどが
棚の上に陳列されている。
仕事帰りに手ぶらで入りにこられるというわけ。
「盗まれない?」なんていう心配は必要ないみたい。

浴室はきわめてシンプル。
申し訳程度のジャグジーバスがあるけれど、
ほかに余計なものはない。
銭湯にありがちな富士山の絵がないのはちょっと寂しい。

富士山のかわりに何があるかといえば、たくさんの張り紙。
「クレンジングは落として入ってください。」
「タオルをつけないでください。」
「お尻を洗って入りましょう。」
「節水」
などなどなど・・・・
興ざめでは歩けれど、
一生懸命主人が書いたであろう手書きの文字は
なんとなく味がある。

湯船に浸かっていると
いろいろな人が出入りしてくる。
高齢の親子がお互いに背中を流している。
足元の悪いおばあさんの手を引いている孫、
背中がうんと曲がってしまったおばあちゃんが
滑らないように気をつけながら
ゆっくりと歩く・・・・・

「銭湯物語」が一本かけそうな風景。

ああ~~、うっかりのぼせてしもうたよ!

Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2008-09-30 23:11

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