知り合いが、(これ、男性だが)
女性にストーカー的に追い掛け回されているというので、
その待ち伏せ場所にいっしょに行ってやることになった。
相手は女なのだから、ほっときゃいいのに・・・しかし、昨今
女のほうが怖いから、仕方ないか。
「だから、あんたに気があるだけなんじゃないの?」
好きな人の家の前まで行く・・・・
こんなことは、携帯電話のない時代、よくあることだった。
いまは、ストーカーになってしまう。
昔の恋話をすると必ず出てくるけれど、
とにかく、家の固定電話しかないから
連絡とるにも一苦労。
なんやかや、理由を付けては外の公衆電話までいくのだ。
バレンタインデーのプレゼントはもちろん、手持ち、出前。
土砂降りのなか、電話ボックスの中でヤツの帰宅を待っていた頃なんかは
ストーカーという言葉も知らなかった。
あの頃買っていたプレゼントは、今考えると本当に迷惑なものばかりだった。
なぜ、あんな選択をしたのか・・・思い出すだけで恥ずかしい。
一度なんて、椰子の木の鉢植えをプレゼントしたことがある。
それも、片思いの男の子にだ。
結局手渡しできず、玄関前においてきたのだが、
さぞかし、家族の皆様にも迷惑をかけただろうな。
今では、どんな生活を送っているのか
人づてに聞くこともあるけれど
よくはしらない。
まあ、元気でいてくださればそれで充分。
結局ストーカー的情熱?または狂気をもった女子は
その場にはおらず、
私は無用の存在と化し、帰る。
メールばかりの人よりも、
足で追っかける子の方が、いいと思うけどね、私は。
by 鯨エマ|2008-08-09 14:02
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