ご利用規約プライバシーポリシー運営会社お問い合わせサイトマップRSS

[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

< 次の記事 | 前の記事 >

広尾

このエントリーをはてなブックマークに追加

前日に突如、オーディションへ行ってこい電話が。
この、突然の電話が何よりも恐ろしく、
しかし、こういう役者の運命をなんとか、潜り抜けてきた人が
(売れているいないにかかわらず)役者でいられる条件なのではないか・・!
と、本気で思っているくらい。
役者のスケジュールはたいてい所属事務所がにぎっているので、
できない日は、まえもってNGを入れておく。
オーディションや仕事はまさに「突然」だ。
よほど大きな仕事でない限り、またはある程度の大物役者でないかぎりは。
バイトをしている役者たちはそのたびにバイト先に頭を下げ、代理を探し、
受かるかどうかわからないオーディションへ勤しむのである。
わたしも、これをなんとか切り抜けるために
盆暮れ正月、つまりみなさんがお休みをとりたい時期に
積極的に働かせていただくのである。
これくらいしか、恩返しができん・・・

今日も、なんとか時間を早めの枠に組み込んでいただき、
こちらも、折込を返上、夕方の仕事を午前に移す、
そして、我が大切な足、チャリンコでどこまでいけるか、
(どこに放置できそうか)まで鑑みて、
いざゆかん、オーディション会場へ!

というわけで、真昼間の広尾へきた。

あいかわらず、外国人ばっかりだなあ!

最近は某社への面接できた。
ある映画監督の脚本助手に入らないかというので、
喜び勇んで面接に行ったら
社員採用じゃないとダメだといわれ、断念。
その帰り道に大切なカードを落としてしまった。
苦い広尾・・・・

その前はJICAで、私の作品を上映してくださるというので、
試写も含め4日間通った。
講演もしなければならなかったので、少しおしゃれをしていった。
友達とカフェやバーにはいってみたり、
楽しい広尾・・・・

一番足しげく通ったのは、3年ほど前、
某社の仕事で資料つくりをしており、都立図書館へ。
道すがら、カフェをのぞくけれども、どこも高くて入ることができず、
有栖川公園でサンドイッチを食べて帰っていた。
あの仕事は意外に面白かった。
ある川について歴史や地理、
そこにすむ人々の暮らしを調べるというものだった。
私がこういう仕事に夢中になるというのも意外だったし
なにより、川の魅力に迫れた数週間だった。
発見づくしの広尾。

初めてきたのは、多分10年位前。
献血の受付ボランティアをしようと日赤に行った時だ。
ダラダラ坂をのぼり、やっとついたところで説明を受けた。
結局おもしろくなくて2回しかやらなかった。
失望の広尾。

そして、今日、オーディションの結果如何で
どんな広尾になるか、決まるわけで・・・
結果は後日発表。
こうご期待。

by 鯨エマ|2008-05-22 16:04

[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

< 次の記事 | 前の記事 >

ゆたりブログ



「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)