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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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右往左往の挙句に・・・

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7月の公演のチラシをようやく本日入稿。
役者さんの降板から、2週間。
新たな出演者さがし、オーディションをへて
ようやくメンバーが決定し、名前を書きいれた。

チラシは芝居の顔。
今回は再演だが初演とは少し違うイメージにしたかった。
画家とデザイナーのコンビに尽力してもらい、
その間に私は役者探しに東奔西走し
こぎついたのが、これ。

実は、今回、初演の出演者は誰も出ていない。
単純に役柄の年齢、スケジュール、その他諸々
あわないことが出てきて、
ならばいっそ、気分新たにと、役者探しからスタートした。

チラシの印刷代金は本当に安くなった。
昔なら1万枚で10万円近くしていたのが
いまは3万すっても9万円。
紙は高くなっているし、ほかの物価もどんどん上がっているのに・・・。
そのひずみは印刷やさんにきているのか?
そもそも、相場が全くわからないので
安くなった今も、「ひょっとしてこれが普通で、前が高すぎたのか?」
と、不思議に思っている。

芝居のたびに何万という単位で刷るわけだが
この1枚1枚が、私には本当に、いとおしい。
1枚でも無駄にしたくない。
できることなら1枚1枚、手渡しで配って歩きたい。
以前、かんじゅく座公演「さくら」のチラシのデザインをしてくれた
F氏と話していたときのこと。
「チラシを作っておきながら、紙の無駄使いのような気がして・・・」
するとF氏は
「だから僕はずっと、とっておいてくれるチラシを作るようにしたい。」と。
毎日の広告用紙、劇場で渡されるチラシ
そのなかでお客さんの心の琴線に触れる為の生存競争だ。

芝居を観た後、もういちど、チラシを見直したくなるような
そんな、芝居にしなければ・・・!

ともあれ、デザイナーさん、画家さん、お疲れ様でした。
どうもありがとう!!

Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2008-05-16 16:04

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